季節には季節の曲が良いと、ずっと言い続けてきました。

そして今は初夏なので花の曲をと思い、この春からランゲの「花の歌」を、二人の生徒さんが練習されています。

一人はお子さんで、一人は大人の生徒さんです。

そしてこのお二人とこの曲をレッスンしたおかげで、様々な音楽の世界が広がりました。


小学5年生の生徒さんとは、この曲を通して空の色やお天気について、かなりいろいろ話し合い、どんな「音楽創りをすればよいか」と想像を膨らませました。


そして雨が降った後の花のイメージは、雨が降っていない時のイメージとどう違うか、を音にして考えました。とても楽しかったです。


今日は洋風のお庭のイメージで曲創りを、もう一人の大人の生徒さんとしました。こちらも楽しく、いろいろお話しして想像しましたが、その中でクラシックは洋楽ではあるけれど、これを古都京都にイメージし、紫のききょうや雨にぬれたアジサイで表現しては?と提案しました。


洋風のイメージと和風のイメージ。音にするとどのように変わるでしょうか!

レッスンをしていてもとても美しく、その光景を音にしていく作業は癒され、それが知らず知らずのうちに「練習」になるのが1番だと、つくづく感じました。ニコニコ