皆様は音楽を聴いて、涙がかってに出たご経験は
あるでしょうかはてなマーク

なんだかわからないけど泣ける、涙が止まらない
といったような経験です。


数日前に書いた内容とも重なりますが、月曜日、
音楽アロマ検定の体験レッスンに来られた方が
おられました。仮にAさんとしておきます。


Aさんは楽器を習った経験はなく、音楽は一般的に
好き、という感じの方でした。


その方が帰り際にやはり、「不思議なのですが、
音楽を聞いただけで涙が出たのです」と言われた
のです。


「実はこのところ、2回続けてコンサートに行きました。
1回目ではパッヘルベルのカノンで、2回目は愛の挨拶
という曲で、止めどもなく涙が出たのです。これは
なぜでしょうか?」


驚いたのは、このパッヘルベルも愛の挨拶も、
以前からのアンケートや研究で、上位にランイクイン
した曲でした。そして今回テキスト改正で新たに
導入した2曲です。


なぜ涙が出るかは講座内での内容になりますので
割愛しますが、この時やはり
「どんな音楽が人を癒すか」
「なぜこの曲が人を癒すか」を研究してきて
少し確信できたような体験でした。


そしてこの2曲は私の研究では貴重な結果、
貴重なデータ-です。今までの約5000人に及ぶ
アンケート結果からの非常に重要な2曲です。


音楽関係者の皆様はレッスンやコンサートで、
この2曲をうまく取り入れられると、聴衆には
感動を得られ、きっと喜ばれると思います。


音楽が病気を治す、というのが音楽療法で、
私も一生懸命音楽療法を勉強しましたが、私は
肉体を治すことより、心を治すことの方に
非常に興味があったため、心理カウンセリング的
だと思い、音楽カウンセリングと講座ではしています。


楽器のレッスンでは日々の練習がストレスになったり、
厳しく細かいレッスンでは嫌気がさすこともありますが、
それは人を育てるためのコーチングとなり、また
選曲の仕方、弾く順番、音色、テンポなどを
音楽療法的に使えると、音楽は心や脳に大きな安らぎや
癒しを与えてくれます。


そんな意味では音楽は本当に人を支え、育ててくれる
素晴らしいツールだと思います。そして何より毎日
生活に活用できる身近な存在です。