土曜日恒例お掃除終了しました。(*^_^*)


さてこのところ、立て続けに2本の体験レッスンの
申し込みがありました。どちらも大人の方です。


その受講希望動機が、現代社会を物語っているような
内容でした。どちらもほぼ同じだったのですが、その
うちの1人の女性のおっしゃったことが、今後のレッ
スンもこうなっていくのかな?という内容でした。


大きく話された内容は2つ。1つは講師から邪険な
扱いをされたという事。これはレッスンが終わり
エレベーターのところで(たぶん都会の大きな音楽
教室)、先生(男性)にご挨拶しようとしたら、
先生はもう別の女性の先生の方へ行ってしまい、
適当にされてる感がいつもある事。


もう1つは介護か何かをされているようで、
今心理状態が非常に辛い状況とか。音楽を聴いたり、
弾いたりするだけで、無性に涙が出てくる、この
訳を先生に聞いても「感動しているのでしょう」と
言われるだけで、納得いかなかったというものです。


そしてどんな選曲をすれば心が癒されるか、
涙は出てもよいものか、自分がおかしいのかという
問に答えてもらえないもどかしさがあったようです。


この場合の後半は、音楽というより心理学的に
なってきます。教員免許もとられ、立派な大学も
出ておられるという先生だから生徒になったのに、と
話しておられました。


これとほぼ似たような内容が、この方の前にも
あったので今日はブログに書きました。


もう1人の方も会社で辛い事があり、音楽が
好きなのでピアノレッスンを始めたが(幼少期に
経験あり)、あまり心の慰めや癒しになって
いない、とのことでした。そしてどんな曲が
良いのかという質問をしてこられました。


これらはどんな選曲をすればよいか、なぜ
涙が出るか、どの演奏順で心を癒せばよいか、
等を問われるのかもしれません。そして
これらは学べばレッスンに使える事です。


高齢者が増え、介護が増大することが目に見えて
いる現代、またメールが発達し、人間関係が複雑に
なる事も考えると、これからはこんな問題が増えて
くることは大いにあり得るのではないでしょうか。


音楽は心を慰める、癒す基本的な道具のため、
講師への要求が心理学的になる事は大いにあると
感じた事柄でした。