今日は最近感じる事について書いてみます。


それは「依存」です。昔から女子に多い傾向で、
先日も開講講座を行った際、3級以上の講師の皆様にもお話ししました。


これは中学生や高校生で、いつも仲良し、
どこへ行くのも一緒、何でもお揃い、の
ような女の子たちを見たことがありませんか。


そしてあんなに仲良しだったのに、急に
もう絶交!のような不仲になっている、これが
最近大人にも多いのです。


無意識に相手に依存し、理想化する。
勝手に相手に期待をかけ、その通りいかないと
ものすごく怒る。相手に攻撃的になる。


これは困る傾向ですね。0か100か、敵か味方か
の2通りしかないという感じです。


自分は黄色が良くて相手は白が良いと言ったと
します。

客観性、人を尊重する心が発達していれば、自分と
違う意見でも「私は黄色が良いけど、あなたは白が
いいのね」と考え、受け入れるはずです。


ところがそれができずに、自分と一緒でなければ
相手を敵のように憎んだり攻撃対象になってしまう。
これはある意味怖い事ですし、きっとご本人も柔軟
性がなくてしんどいですよね。


自分とは違う意見があり、それはそれで尊重できる
事が理想です。


セラピストやカウンセラー、ヒーラーや先生などの
仕事は、受講生からこのような依存や理想化をされて
しまいやすい立場です。


この時重要なポイントは、相手に依存し理想化
する人は、自分が相手に依存している事には
まったく無意識で、自分でそのことに気づいて
いなかったり、相手の立場に立つなどの客観性が
ない事です。


人間関係で一定の距離を保てない、けじめや
区切りがつけられない人が身近にいたら、皆様も
十分気を付けてくださいね。