♪こいのぼり

あっと言う間にさくらが咲いて、入学式が来て…!

皆様こんにちは。今年入学式をすませたお子様をお持ち
の皆様も多かったのではないでしょうか?
新しい制服に初めての先生、わくわくしますね。

でもそのわくわく感は、興奮から子供たちの大きな疲れにも
つながります。今日はそんな「子供たちの春の疲れ」に関する
ことを、お話しましょう。


最初は幼稚園や保育園、学校などが珍しいので子供たちは
興奮し、家に帰ってきたら「ぐったり」と言うことも多いと
思います。

そんな時は耳を休めてあげましょう。
静かな部屋で15分から20分軽く眠る、または耳を休めると
脳の回復は早いといいます。

「すぐに宿題」「すぐに○○」となりがちですが、その前に
ちょっと休む方が効果的です。人間の疲れは耳から来るもの
が多く、人ごみや繁華街に久しぶりに行くと、とても疲れる
という経験を、大抵の方がされているでしょう。

これは耳が疲れるからで、いつも聞いていない音を外出先で
たくさん聞いてしまうからなのです。新学期が始まって、子
供たちも今まで聞いていなかった、声や音をたくさん聞くは
ずです。

子供たちの脳を少し休めて、その後次のことに取り掛かれる
ようにしてあげましょう。ポイントはちょっと寝る、少し耳を
休める、で、これは大人も同じです。回復力の違いに驚くはず
です。

さて前が長くなりましたが、今日はそんな春の疲れを癒す
方法として、「空」に関係するこいのぼりを取り上げました。

人は疲れると「開放されたい」と思い、その開放のイメージ
として空を無意識に見上げることは多いです。

ちょうどこいのぼりの季節になってきました。疲れて帰って
きた子供たちと、空や空に浮かぶこいのぼりを親子で見ること
は、とても心理的に良いことだと思います。

それでは「こいのぼり」を歌ってみましょう!

♪こいのぼり




屋根より高いこいのぼり 大きいまごいはお父さん
小さいひごいは子供たち 面白そうに泳いでる。

屋根より高いこいのぼり 大きいひごいはお母さん
小さいまごいは子供たち 面白そうに泳いでる



この曲を楽しく親子で歌う、これだけでとても子供たちの
心理には良いと思いますが、この曲が(歌詞が)癒し的に
良いことがまだあります。


その1つは先ほども書きました、「空を感じること」です。
この曲を口ずさみながら、ゆっくり空を見上げて見ましょ
う。ほんの5分程度でも「長いな~」と感じるはずです。


現代人はたった5分の間でも、空を見続けることがないん
ですね。たった5分ですが、親子で「きれいな空だね」と
話しながら空を見ることは、このささやかな時間が心のゆ
とりにつながります。


次にこのこいのぼりの曲は「風」も感じさせてくれます。
歌詞の「面白そうに泳いでる」は風が吹いているから、
こいのぼりは泳いでいるんですね。


そしてこの「風を感じること」も空を眺めるのと同じくらい
開放感を与えてくれます。


春になり季節も良くなってきていますので、外で「風」も
感じてみましょう。この曲を「こいのぼり」だけに焦点を
当てずに、自然である空や風を感じることで、子供たちの
疲れを取り、情緒や感性を育てます。


情緒が安定し、感性が発達していないと、頭の良い子には
なりません。なぜなら「感じる」から行動し、感じないと
行動には出ないからです。


こいのぼりで春の空と風を、親子で感じてくださいね!