こんにちは。午後からの音楽療法です。

さて、昨日に引き続き子供のための音楽療法で、
レッスンに使えるものを書いてみます。
今日は選曲です。


昨日は頭に「入る」という事と、「出す」という
事を書いてみました。

これは本人の能力、知力より、入る出すの作業が
苦手であるために、能力や知力が実際より下に
見える場合があるという事です。


それでは今日は物覚えが悪い(記憶が悪い)、
呑み込みが悪い、などの生徒の能力をあげるための
選曲をあげてみましょう。


音楽をやっていない方の能力アップにも
なると思います。よければチャレンジして
見てください。


またこれらは無意識に伸びの遅い生徒さんに
やっておられる先生方も多いと思いますが、
とにかく短い曲をたくさん、短期間に集中して
弾かせ、頭に「入る」という能力をあげて
あげることを訓練しましょう。入れる訓練です。


初心者でバイエルやドリーム修了程度の
生徒さんには


はじめてのピアノ教本(3)/サーベル社

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ソナチネぐらいの生徒さんなら以下の2冊は簡単だと
思います。
ツェルニー 5つの音による24の練習曲 (Zenーon piano library)/全音楽譜出版社

¥735
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ツェルニーこどものための練習曲/全音楽譜出版社

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♪ツェルニーこどものための練習曲




などを短期間で1冊弾いてしまう練習=訓練を
してみてください。譜読みの練習にもなります。
実際に聞いていただくと、やさしい曲という事が
わかります。


通常レッスンの1番初めに2,3曲という
パターンもありますが、それより1ヵ月で
どこまでできるか!をやった方が、終了
できれば、充実感も味わえてよいと思います。


冬休み、夏休みなどの練習がしにくい期間
等をうまく使うのも手です。もし短期間で
やってみて、できない時にレッスン最初に
2,3曲ずつ続きを行っても、良いかもしれ
ませんね。2人で競争もいいですね。


ポイントは短期間でぐっと「入る能力」を
成長させたい、そしてそれを生徒さん自身が
「確信できること」が大切だという事です。


期間が長くなるとどうしてもだれてきます。
短期間で「やったー」と思わせること、また
簡単な曲でどんどん入れることを訓練して
みてください。


この後で通常のレッスンに戻った時、レッ
スンがしやすくなったり、楽しくなったり
すると「入る能力」が上がったと考えられる
かもしれません。


1回で無理な場合は何度か行うと良いと
思います。



それでは今日も良い1日を!