私は今までに800回以上の大小のコンサートを
行ってきました。


私はコンサートの企画を考えるのが大好きです。
考えるだけでわくわくします(^0^)/


そんな今までのアイデアを時々ご紹介したいと
思います。先日のアロマコンサートでも、思わぬ
反応をいただきました!(^^)



今まで私は芸術的なコンサートと、ヒーリング
コンサートを半々ぐらいで行ってきました。


芸術的なコンサートはごく普通のクラシックの
コンサートです。


$ヒーリングミュージック


ヒーリングコンサートは聴衆に合わせたコンサート、
例えば会場が病院だったり幼稚園などで、もう1つは
自分がヒーリングコンサート、と思って行う場合です。



もう10年以上前ですが、新聞に
「ヒーリングコンサート開催」とあったので、
その新聞社に問い合わせ、演奏者を教えて
もらい(昔だからできたんですね!)、
「どこがヒーリングなんですか?」
「普通のクラシックのコンサートと何が
違うんですか?」と聞いたことがありました。


当時同じ質問を3人の主催者=演奏者に
したのですが、誰からも明確な回答をもらえず、
3人ともが「なんとなくヒーリングとつけた」と
いう答えでした。


選曲も「なんとなく選んだ」という事で、
私は「なーんだ普通のコンサートだ」と
思った記憶があります。


そしてそれがきっかけとなり、
「本当に人を癒すコンサートとは何か」が
私の原点、研究の出発点となりました。


イムジチ、テレマンなど世界的な演奏者と
関わり、本当に才能がある人は無意識に
「人を癒す」「人を感動させる」「選曲」
「プログラミング」ができるのだということが
分かりました。


私の研究内容ととても似ていたからです。
人を癒す、感動を与えるコンサートとは
なんでしょうか。


反対に「とってもお上手」「すごいテクニック」が
あっても、「ちっとも面白くない」「全然感動し
ない」コンサートとはどういうものでしょうか。



いずれにしても演奏者は一生懸命練習し、
一生懸命演奏しているはずなのです。



しかし私は研究を深めるうちに、凡人でも
天才のような感動を与えるコンサートが、
できることを確信しました。それはプログラ
ミングと選曲なのです。


コンサートをする以上は本当に
「感動した」「癒された」と言われるものに
しなければなりません。


またほとんどの日本の聴衆は、演奏者に
「良くなかった」とは言いません。


大抵の聴衆はよほどでない限り
「良かったです」と言います。


この言葉をうのみにしてはならないのです。


お世辞で「良かったわー」と言われても、
演奏者はそれを見抜く力が必要です。


良くなかったコンサートには、聴衆は
2度と行かないのです。