皆様こんにちは。

昨日音楽の仕事について、思わぬ反響があり驚いて
います。アクセス数が昨日は2倍以上になりました。

また質問も複数いただき、勘違いがあってもいけな
いので、昨日の補足的に書かせていただきます。
最初だけややこしいですがご覧くださいね(^^)


音楽療法は難しいそう?という問いを複数いただき
ましたが、昨日書いた内容は、本来の音楽療法から
少しずれます。


音楽療法士=ミュージックセラピストとは、基本的に
病気や障害を改善、または悪化させないように導くセ
ラピストです。


脳梗塞やパーキンソン病などの身体的改善(半身が動か
ない、手が上がらない等)、認知症や自閉症などの脳や
心のケア(記憶がうすれる、社会性を持たせるなど)等、
どちらかというと、病院や高齢者施設などに入っておら
れる方々、または同等の症状の人たちを改善に導きます。

つまり症状の重い方もOKなんですね。
$ヒーリングミュージック


しかし私が考えた音楽カウンセラーは、身体的病気
や障害者を対象とせず、健常者の心理面だけを専門とし
ます。臨床心理士などと違って、病気の人は対象外です。
病気や障害の方は、ちゃんと病院に行かれたほうが良い
です。


さらにごく普通の方が落ち込む、親を亡くした悲しみ、
会社でのストレス緩和、受験前の緊張防止など、一般的な
ストレス軽減をアドバイスできる人です。

そして昨日も書きました通り、ごく普通の15歳から60歳の
方々が日本の人口の中では1番多く、これらの方々が多く
悩んでおられると思います。


また何よりカウンセラーは、クライアントのお話を
きちんとお聞きします。


ですので音楽療法と言っても、世にいう音楽療法の中の
「心理面だけ」を扱うので、音楽カウンセラーとしました。


また心理カウンセラーと違うのは、やはり病気は扱わず
その改善方法、予防法を「音楽だけで」としたところです。
また身体的病気も扱いません。


そして一般のカウンセラーと違う部分は、主になる音楽に
添えて、その効果を上げるための香りやハーブティーを
扱うことです。



それではもっとわかりやすくするために、例をだして
お話しますね。

$ヒーリングミュージック


例えばピアノの生徒のAちゃんは、今中学3年生の
受験生です。ピアノはもうそろそろ受験のためお休み
します。

そんな時1か月に1度か2度、音楽カウンセリングを
薦めてみます。


1、受験による勉強疲れには、シューマンのトロイメライを。

2、受験日が迫り、その緊張をとるためにドビュッシーの
 亜麻色の髪の乙女を聞きながら、ローズティを飲む。


3、受験当日はモチベーションを高めるために、Aちゃんの好きな
 AKBの「風は吹いている」を聞きながら受験会場に向かい、ハン
 カチにはジュニパーとベルガモットの香りを含ませて。


1と2は先生が生演奏してあげるとより良いと思います。
本人が演奏できても良いと思います。そしてイメージを
導きます。

3は受験会場に向かうので、アイポッドを聞きながら行く
という感じです。その時ジュニパーとベルガモットの香りを
感じながら行くとより効果的です。モチベーションを上げま
す!

$ヒーリングミュージック


こんなことを音楽でアドバイスできる、その人の身になって
考えてあげられる、年齢が増し経験があるほど、相手が自分に
話しやすくなる、などの仕事があればいいなと思いました。


何より音楽が心のお薬です。演奏できる曲は心をこめて
演奏し、聴いてもらいます。やはり生音は違います。


家でもこのCDを聞いてね、こんな時はこんな曲を練習
してみてねなどの音楽の時間が、「朝晩1錠ずつ」の
お薬の変わりとはならないでしょうか。


こんなカウンセラーが増えると、日本のストレスも
少しは減り、音楽の聴き方=使い方が変わるのだと
思います。


日本はまだまだカウンセラーのところに行く、と
いうことが少ない国です。そういう意味ではこれか
らの仕事とも考えられます。


今日は音楽療法という意味で、意味が違っている
部分があり書いてみましたが、心理的な部分に
おいて音楽には聴く、演奏する以外に良い意味で
「使う」があっても良いのではないかと思います。
いかがでしょうか。


私は音楽には、偉大な力があると信じているのです
が!ニコニコ