皆様こんにちは。
さくらの季節がやってきましたね。
皆様のところでは、さくらは咲き始めたでしょうか。
さて今日はこの桜に関する音楽を使って、お子様と
春を味わってみましょう。
皆様も良くご存知の日本古謡「さくらさくら」です。
それではさくらを歌ってみましょう。
♪さくらさくら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さくら さくら
弥生(やよい)の空は 見渡すかぎり
霞(かすみ)か雲か 匂(にお)いぞ出(い)ずる
いざや いざや 見にゆかん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記の歌詞は『筝曲集』(明治21年10月)のものですが、
昭和16年に文部省の『うたのほん(下)』には違う歌詞で
さくらが紹介されたようです。
しかし今日は上の歌詞でお話を進めたいと思います。
まず大事なこと、それは「季節を味じわう」という事です。
最近青少年のいやな事件が多いですが、その原因の1つに
セロトニンの減少があるのではと感じます。
何度もお話しましたが、このセロトニンと言う神経から
出る神経伝達物質が減ると、鬱傾向になったり、イライラ
したり、物事を悪いほうに考えたりしてしまいます。
そしてこのセロトニンへのより良い刺激を与えるもの(分泌を
よくするもの)が「自然」なのです。もちろん季節感もです。
幼いうちに季節や自然をたくさん感じ、このセロトニンがきち
んと働くよう感性を磨いてあげたいものです。
そのためには、「季節を感じる心」
を育ててあげましょう。
そこで今は「春」をお子様と大いに味わってください。
それでは「さくら」の歌詞を見てみましょう。
1、「弥生の空」とはどんな空でしょうか。
弥生とは陰暦三月の異名で、「春」の代名詞でも
あるんですね。
ですのでこれは単に「春の空は」と言う意味で捉えて
よいでしょう。春の空は見渡す限りと歌っています。
2、「霞(かすみ)か雲か 匂(にお)いぞ出(い)ずる」は
どんな解説ができるでしょうか。
これはきっと昔も黄砂などで春の空がかすみ、その
かすみなのか、雲で空に透明感がないのかわからない
けれど、匂いが出てくるぞ、香りがするぞと言って
いるのだと思います。
この香りはさくらなのか、春を感じさせる草花なのか
がわかりませんが、さくらにもほんのり香りがあり、
その香りはうつ予防と、食欲増進を導く効果がある
と言われています。
しかし私が知る限り、アロマの精油に「さくら」は
みかけないのですが。。
昔は今ほどいろいろな香り(シャンプーや化粧品、
その他)がなかったため、自然の香りに人間は敏感
だったのかもしれません。
皆様もお子様とこの春はさくらの香りをかいで見て
ください。ほんのり甘い香りがするでしょうか。
3、「いざや いざや 見にゆかん」これはどんな意味でしょう。
いざはあることを思い立ったときに発する言葉で、今で言うと
「さあ」「どれ」に当たる言葉です。時代劇で「いざ出陣!」の
時の「いざ」ですね。
ですから、「さあさあ見に行こう」と言う意味で、わくわくして
いる感じ感じがしますね。
こんなことをお子様に解説してあげながら、さくらの木の下で
この歌をお子様と一緒に歌ってみてください。
印象がもっと深くなり、「春」を感じる気持ちが豊かになるので
はないでしょうか。
以前教えた生徒のAちゃんが、私がチューリップの歌で提案した
事を本当に実行したので、彼をとても薦めたことがありました。
それはチューリップの歌の「並んだ、並んだ赤白黄色」の歌詞に
そって、その色の通りチューリップを植え、3つの色の花が咲いた
とき、そのチューリップの前でチューリップの歌を歌うという
内容でした。
そして本当にAちゃんはその通り行い、そしてその事でAちゃんが
とても喜んだと、Aちゃんのお母様からお聞きしました。Aちゃん
はその時4歳で、チューリップの歌を歌うたび「ぼく見たよ~」と
私に話してくれました。
こんな何気ないエピソードですが、とても楽しく、心を豊かにして
くれる思い出ではないでしょうか。
そこで今回はさくらで皆様が、春の素敵な思いでを創ってくださる
と大変嬉しいです。
さくらの香りを味わい、美しい花やピンク色の優しさを感じ、その
下で親子でさくらを歌ってみる、こんな何気ないことが、今の日本
にはかけているから、おかしな事件が増えてくるのではないでしょ
うか。
こんな日々のちょっとしたことで、お子様のやさしい気持ちを育て
てあげましょう。戦うゲームばかりをしていては、遊びとはいえ、
その中に無意識ですが、「戦う心」ばかりを育成している事に
ならないでしょうか。
人間は動物です。そしてその動物的感覚を養うのが右脳、その右脳を
自然は養い癒してくれます。
春に春を感じる事は、とても右脳的に大事なことです。ぜひ皆様も
お花見に行ったり、さくらの歌を何度も歌う事で、今年の春を味わ
ってみてください。
さくらの木の下で、お弁当も味わえると良いですね!
さくらの季節がやってきましたね。
皆様のところでは、さくらは咲き始めたでしょうか。
さて今日はこの桜に関する音楽を使って、お子様と
春を味わってみましょう。
皆様も良くご存知の日本古謡「さくらさくら」です。
それではさくらを歌ってみましょう。
♪さくらさくら
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さくら さくら
弥生(やよい)の空は 見渡すかぎり
霞(かすみ)か雲か 匂(にお)いぞ出(い)ずる
いざや いざや 見にゆかん
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上記の歌詞は『筝曲集』(明治21年10月)のものですが、
昭和16年に文部省の『うたのほん(下)』には違う歌詞で
さくらが紹介されたようです。
しかし今日は上の歌詞でお話を進めたいと思います。
まず大事なこと、それは「季節を味じわう」という事です。
最近青少年のいやな事件が多いですが、その原因の1つに
セロトニンの減少があるのではと感じます。
何度もお話しましたが、このセロトニンと言う神経から
出る神経伝達物質が減ると、鬱傾向になったり、イライラ
したり、物事を悪いほうに考えたりしてしまいます。
そしてこのセロトニンへのより良い刺激を与えるもの(分泌を
よくするもの)が「自然」なのです。もちろん季節感もです。
幼いうちに季節や自然をたくさん感じ、このセロトニンがきち
んと働くよう感性を磨いてあげたいものです。
そのためには、「季節を感じる心」
を育ててあげましょう。
そこで今は「春」をお子様と大いに味わってください。
それでは「さくら」の歌詞を見てみましょう。
1、「弥生の空」とはどんな空でしょうか。
弥生とは陰暦三月の異名で、「春」の代名詞でも
あるんですね。
ですのでこれは単に「春の空は」と言う意味で捉えて
よいでしょう。春の空は見渡す限りと歌っています。
2、「霞(かすみ)か雲か 匂(にお)いぞ出(い)ずる」は
どんな解説ができるでしょうか。
これはきっと昔も黄砂などで春の空がかすみ、その
かすみなのか、雲で空に透明感がないのかわからない
けれど、匂いが出てくるぞ、香りがするぞと言って
いるのだと思います。
この香りはさくらなのか、春を感じさせる草花なのか
がわかりませんが、さくらにもほんのり香りがあり、
その香りはうつ予防と、食欲増進を導く効果がある
と言われています。
しかし私が知る限り、アロマの精油に「さくら」は
みかけないのですが。。
昔は今ほどいろいろな香り(シャンプーや化粧品、
その他)がなかったため、自然の香りに人間は敏感
だったのかもしれません。
皆様もお子様とこの春はさくらの香りをかいで見て
ください。ほんのり甘い香りがするでしょうか。
3、「いざや いざや 見にゆかん」これはどんな意味でしょう。
いざはあることを思い立ったときに発する言葉で、今で言うと
「さあ」「どれ」に当たる言葉です。時代劇で「いざ出陣!」の
時の「いざ」ですね。
ですから、「さあさあ見に行こう」と言う意味で、わくわくして
いる感じ感じがしますね。
こんなことをお子様に解説してあげながら、さくらの木の下で
この歌をお子様と一緒に歌ってみてください。
印象がもっと深くなり、「春」を感じる気持ちが豊かになるので
はないでしょうか。
以前教えた生徒のAちゃんが、私がチューリップの歌で提案した
事を本当に実行したので、彼をとても薦めたことがありました。
それはチューリップの歌の「並んだ、並んだ赤白黄色」の歌詞に
そって、その色の通りチューリップを植え、3つの色の花が咲いた
とき、そのチューリップの前でチューリップの歌を歌うという
内容でした。
そして本当にAちゃんはその通り行い、そしてその事でAちゃんが
とても喜んだと、Aちゃんのお母様からお聞きしました。Aちゃん
はその時4歳で、チューリップの歌を歌うたび「ぼく見たよ~」と
私に話してくれました。
こんな何気ないエピソードですが、とても楽しく、心を豊かにして
くれる思い出ではないでしょうか。
そこで今回はさくらで皆様が、春の素敵な思いでを創ってくださる
と大変嬉しいです。
さくらの香りを味わい、美しい花やピンク色の優しさを感じ、その
下で親子でさくらを歌ってみる、こんな何気ないことが、今の日本
にはかけているから、おかしな事件が増えてくるのではないでしょ
うか。
こんな日々のちょっとしたことで、お子様のやさしい気持ちを育て
てあげましょう。戦うゲームばかりをしていては、遊びとはいえ、
その中に無意識ですが、「戦う心」ばかりを育成している事に
ならないでしょうか。
人間は動物です。そしてその動物的感覚を養うのが右脳、その右脳を
自然は養い癒してくれます。
春に春を感じる事は、とても右脳的に大事なことです。ぜひ皆様も
お花見に行ったり、さくらの歌を何度も歌う事で、今年の春を味わ
ってみてください。
さくらの木の下で、お弁当も味わえると良いですね!