前回私のシャドーイングについてふれました。

どうしても英語能力を緊急にアップする必要に迫ら

れ思いついた方法がそれでした。

まだ20歳前半の頃の事です。

毎日辞書を片手に身振り手振りで意思表示をしまし

た。

相手は大学のアメリカ人講師でしたがかなりのお年

寄りだったので頑固で中々日本語で話をしたがりま

せん。

だけどそれが良かった。

このバイトを紹介してくれた友人は「アメリカに連

れて行って貰えるかも知れんぞ」と言っていました

が、自分は英語を身につける良い機会だととらえま

した。

アメリカには連れて行ってもらえず、何故か私の九

州の実家に来て五右衛門風呂に入って大喜びしてい

ました。

折角の機会をチャンスととらえ朝日本の新聞にざっ

と目を通し、その後英字新聞にもあらかた目を通し、

NHKの英語ニュースを聞きました。

新聞はポイントのみ押さえ、辞書も殆ど使用しませ

んでした。

そのうちに度々出てくる単語や熟語で意味の分らな

いものだけ調べて全体の文章の意味を把握するよう

にしてドンドン数をこなしました。

また日本語の新聞を先に読んでいたので、「あ、こ

れあれの記事やな」と思える事が増えてきます。

すべて概略を理解する事に重点を置き、詳細な意味

の把握の為に立ち止まる事は止めてひたすら数をこ

なしました。

シャドーイングも最初は毎日聞くだけでしたが意味

がほぼ分りませんでした。

それが時間の経過と共にまず単語が聞き取れる様に

なってきて、次第にその意味も分るようになり新聞

記事と同じ内容である事が理解できる様になって来

ました。

それなりに勉強の成果が感じられ嬉しさも感じられ

始めたのですが、会話のほうは相変わらず詰まる事

があり、矢張り何らかの形で発話の練習をしないと

いけないと思う様になったのです。

そこで「英語のニュースに一遍ついて喋ってみたろ

う」と思って始めたのがシャドーイングだったので

す。

これも最初は全くダメでしたがただ聞き流すだけよ

りは遥にましだと直感しました。

これもreadingと一緒で何回も聞きながら話す努力

を繰り返すとその内に単語一つ一つが意味は分らな

くても明確に聞き分けられるようになって来ました。

こうなればしめたものです。

英語独特の発音“th,r,f,v,…”などは、日常ボスの

唇と舌の使い方などを意識して観察していたので、

次第にアナウンサーの発音に近づいて行くのが分り

ました。

ここでの生活は、ボスの個人的な嗜好で私とは全く

違う秘密を垣間見てしまったので8ヶ月で去る事に

なりましたが本当にもったいなかったと思います。

何となく身につけたこの独習のスタイル、読者の皆

さんも一度お試し下さい。
以前外国人観光客の集客を担当するお仕事をしていた時

の事です。

我田引水で大げさな言い方ですが、おもてなしをする外

国人の殆どの方が私の英語を褒めてくれるのです。

私自身英会話スクールに行ったとか海外に長期間滞在経

験があるとか言う訳ではないので、正直嬉しいのですが

何でかなと単純に不思議に思っていました。

ただ10年以上昔我が家には合計20名以上の外国人の

若者が年毎にホームステイをしました。

その時には確かに日常会話には英語で不自由しませんで

したが、あくまで日常英会話の域です。

或る日突然もしかしたらアレが原因かなと思い当たる事

が出てきました。

まだ20代前半の事です。

アメリカ人大学講師のハウスキーパーをした事があり、

何とか日常のコミュニケーションには不自由しなくなる

まである事を毎日行いました。

シャドーイングです。

それが同時通訳を育成するプログラムの一つである事は

当時全く知りませんでした。

何でかは未だに分りませんが、NHKラジオを聴きながら毎

日アナウンサーの真似をした記憶があります。

仕事で多くの外国人と接する様になってそれがシャドーイ

ングと呼ばれているという事も知りました。

以降インターネットラジオを聴きながらデスクワークをし

ましたが、どこかの詐欺的な宣伝をしている教材会社が言

う様に聞くだけでは効果は上がりませんでした。

そこで毎日10分ぐらいシャドーイングをしました。

これは確かにネイティブが褒めてくれるように発音やイン

トネーションのレベルアップには役立ちます。

ところが限界があります。

やはり単語と簡単な文章をもっと頭の中に叩き込む必要が

あります。


最近朝6時から浄土真宗のお寺の勤行に参加しています。

そこで意外な事を発見しました。

真宗のお経を読経するのですが、今まで誰かの葬式の時に

読むくらいでお経は全く一人では読めません。

ところが住職が朗々と読み上げて行くのにそのままついて

読んで行くと、まるでベテランのお年寄りと変わらぬ様に

読んでいけるのです。

その時に確信しました。

これはシャドーイングのトレーニングのお陰だと。

最近はオーバーラッピングも出来る様になりました。まだ

4回しか参加していないのにです。

これだとお経の本はいずれ要らなくなりそうです。

英語の習得は最終的には国際的なっコミュニケーションツ

ールです。

私は朝の日課になった勤行でお経を覚え「なんまんだーぶ」

がお年寄りとのコミュニケーションツールになりそうです。

子ども英会話家庭教師ミコさんのブログで見つけました。

http://ameblo.jp/micoron3560/



ハーバード大学サンデル教授の講義「Justice」です。




約1時間の長時間ですが時間を作って見て頂きたいと思います。

アメリカ英語になれた方はさほどストレスは感じないと思います。

私もシャドーイングをする積りでしたが、内容を理解するために

集中していたのでそれどころではなくあっという間に終わりました。

久しぶりに重厚な講義を受けた気がします。

日本の刑法(37条?)で定められている「緊急避難」に属する実際

に起きた事案に関してのディベイトが行われています。

ヨットが漂流して乗員(4名?)全員の命が絶望になりつつある時、

3人が助かるために一人が犠牲になるというアイディアが生まれます。

誰が犠牲になるかくじを引く事が妥当かどうか、また一人を犠牲にし

た場合実行者は有罪か無罪かなどが論じられます。

アメリカの大学の講義は日本のそれと比較してスマートですね。



映画「インセプション」が大評判の渡辺謙氏。

ハリウッド映画に良く出ているので世界の渡辺謙という

呼び方が定着した様である。

英語のインタビューに慣れているせいかかなりt流暢に話

をされています。

シャドーイングの練習をして見ましょう。
桂枝雀は私が落語に目覚めた契機になった人で、米朝の

お弟子さんです。

彼について語り始めるとキリがないのでここでは辞めて

おきますが、芸の奥深さの中で道に迷い最後は自死を選

んだ人です。

全く持って惜しい方でした。

5分足らずで彼の落語は分りませんがシャドーイングを

するにはリスニングが楽だし、楽しんで下さい。