Fineスタッフ のらたまです。
梅雨入りの便りも届き始めましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
6月2日 第21回 JISARTシンポジウムが開催されました。
今回のテーマは「ART新時代におけるJISARTの役割 PartⅡ 〜温故知新〜」です。
シンポジウム会長で、JISART理事長でもある、広島の絹谷産婦人科院長 絹谷正之先生からお声がけいただき
理事長の野曽原が、シンポジウム「不妊治療保険適用拡大、振り返りとこれからを考える」で講演。
その後、医師や看護師、培養士、心理部門、医療事務部門、そして厚生労働省保健局医療課の方々と総合討論に登壇しました。
皆さんは、一般社団法人 JISART(ジスアート)をご存知ですか?
この組織の設立趣旨は・・・
JISARTはわが国の生殖補助医療専門施設の団体で、品質管理システムを導入することで、生殖補助医療の質向上を目的とし、究極の目標は患者満足を高めることである
不妊治療など生殖補助医療を専門としている医療機関、クリニックが集まって、医療の質を維持・向上を目的に、日々患者満足のために治療に向き合ってくださっている専門団体です。
※JIS(=Japanese Industrial Standards)ART(=高度生殖補助医療 Assisted Reproductive Technology)
子どもを望むカップルのために、医療だけではなく、事務関係など医療施設全体で、厳しい審査を経て、安心して受診できるクリニックなんです。
Fineは、JISART加盟施設の審査に、患者代表として参画させていただき、患者目線での審査を担当します。
”どの病院を選んだらいいのかわからない”
”本当に患者のことを考えてくれているのは、どんな医療施設?”
病院選びには迷うこと、多いですよね。
そんな時は、JISARTの医療施設という選択肢もあると思います。
JISARTシンポジウムは、毎年各所で開催されています。
JISARTに加盟している医療機関、クリニックの生殖医療に携わる関係者が一堂に会し、研鑽を積む場となっています。
今回は、特別講演「夢の配達人」と題して、NPO法人World Theater Project創設者のご夫妻から、ご自身の不妊治療のお話や、映画を届けることで子どもたちに夢を届ける活動のお話、映画を見た子どもたちが目を輝かせて夢を語るというお話には、とっても感動しました。
また、(一社)ドナーリンク・ジャパン代表理事 仙波由加里さんのご講演「配偶子提供で生まれた人の出自を知る権利をめぐる問題」、Fine主催 不妊ピア・カウンセラー養成講座の講師でもあり、生殖心理カウンセラーでもある平山史朗先生の「保険診療時代おける心理支援はどうあるべきか」など、幅広い視座を与えていただける内容でした。
そして、もう一つの特別講演「JISART温故知新 〜次世代への提言〜」では、元龍谷大学法科大学院教授 金城清子先生のご講演は、JIASRT立ち上げ期の熱い想い、ご苦労された経緯と、まさに温故知新!
JISARTのフィロソフィーを感じられる、大変興味深い内容でした。
2025年のJISARTシンポジウムは、名古屋で開催されるとのこと。
今から、楽しみです。
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不妊経験を当事者のサポートに役立てるために ・不妊経験を自身のお仕事に活かすために ・自身の不妊経験や気持ちを整理するために など、それぞれの想いを持った不妊ピア・カウンセラーは現在173名。