のらたま@Fineスタッフです。
こんにちは。
特別養子縁組制度をご存知ですか?
さまざまな事情により生みの親のもとでは暮らせない子どもを、自分の子どもとして迎え入れる制度です。
法的な親子関係を結ぶため、子どもが生涯にわたり安定した家庭を得ることができます。これまで養子となる子の年齢は「原則6歳未満」でしたが、2019年の法改正で「原則15歳未満」に引き上げられました。また、成立までの手続きが見直され、養親を希望する人の負担が減りました。
私は言葉だけは知っていますが、里親制度と特別養子縁組制度の違いを知ったのは数年前のこと。
実際私が不妊治療をしていた時に、夫と養子縁組について話をしたことがあります。私は子どもを産みたいのか、子どもを育てたいのか、自分自身の中で答えが見えていなくて・・・私たちはいくつかの選択肢を想像しながら話し合いをした結果、養子縁組制度は考えないという結論に至りました。
でも、実施にはほとんど情報もなく、どこに相談したら良いのかすらわからない中での結論。もしかしたらあっせん機関や行政に相談していたら、変わっていたかもしれません。
2月5日、特別養子縁組制度オンラインシンポジウムが開催されます。
当日は、子どもを迎える親の立場、子どもの立場の実際の声を聞くことができます。
またFine理事長・松本亜樹子もパネラーとして登壇いたします。
ぜひこの機会にご参加ください。
<プログラム概要>
●当事者が語る『特別養子縁組』~「私が母です」と言えるようになるまで~
久保田智子(養親/TBS報道局記者、元アナウンサー)
ファシリテーター:冨岡史穂(元朝日新聞 生殖医療担当記者)
●【パネルディスカッション1】「特別養子縁組という選択肢~産みたいのか、育てたいのか~」
パネラー:
・久保田智子
・松本亜樹子(NPO法人Fine 理事長)
・小川多鶴(一般社団法人アクロスジャパン 代表理事)
・林浩康(日本女子大学教授)
ファシリテーター:冨岡史穂
●【パネルディスカッション2】「子どもの視点から考える特別養子縁組~家庭養育の推進とその支援~」
パネラー:
・ふくだももこ(特別養子/映画監督)
・みそぎ(特別養子/「Origin」代表)
・山内ゆな(社会的養護出身者)
・林浩康
ファシリテーター:冨岡史穂
※敬称略
Fineでは、不妊治療を視野に入れた初期の段階で、養子縁組も選択肢として情報提供されることを願っています。不妊治療が長期になり、気がついた時には年齢制限によって養子を迎えることができない・・・など、知らないことによって選択肢が減ってしまうこともあります。
不妊治療に関わる医療的な情報に加えて、養子を迎えるという選択肢があることを知ることは、子どもを望むカップルがより選択しやすい環境になるのではと思っています。
ぜひこの機会にご参加ください。
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