こんにちは。
のびそら@Fineスタッフです。
東京では桜の開花宣言が出ましたね!
さて、3月12日(日)にFine主催・特別公開講座を、日本橋「スルガ銀行 ANA支店 Financial Center」で開催しまし。
これは「平成28年度東京都女性活躍推進大賞・優秀賞」の受賞を記念して、
妊活と仕事の両立のために必要なサポートとは何か?
真に女性が活躍できる環境とは?
について考える機会を提供しました。
「産みたい、育てたい、働きたいが自然に実現できる環境」
出演者の皆さんとFine理事長・松本亜樹子
平山史朗先生の基調講演は、当事者には様々な環境の人がいること(フルで仕事をしている人、仕事をセーブしている人、専業主婦の人など)。
様々な立場や環境で妊活を頑張る人の”不安”や”課題”、そして実際のカウンセリングの現場でのケア事例などをお話しくださいました。
また、妊活は二人で決めて進んできたのに、
ある時 男性と女性が分かり合えない状況に陥ってしまうのは何故か・・・など、妊活云々ではなく、パートナーシップのあり方やこれからの自分の人生についても深く考えるきっかけになりました。
参加者の皆さんからも、たくさんの共感の声をいただきました。
・「人間にはできないこともあるということを認める」は、今後生きていく上でとても大切だと感じた。
・妊活する専業主婦についての触れてくださって、とても心が暖かくなりました。
・妊活当事者として、職場・夫・病院との関わり方がとても参考になりました。
・企業と個人での不妊治療の共有は、「人」との関係性にあるのがわかりました。
続いてFine認定ピア・カウンセラーの中辻尚子さんの体験談。
中辻さん自身の不妊治療体験と、治療を離れる時の思い、そして再び前を向いて歩き出したことなど、ご自身やパートナーの気持ちを素直に発表してもらいました。
こちらにも参加者からとても多くの共感の声をいただきました。
・ご自身の経験をもとに、カウンセラーとして活躍されているお話は素晴らしいと思いました。すごく元気をもらいました。
・終わりの見えない不妊治療をやめるきっかけを当事者から聞く機会が無いので、とてもありがたい機会でした。
・「治療が全てではない」とあらためて感じることができました。自分らしい生き方を考えてみたくなりました。
そして最後のパネルディスカッション。
静岡大学 白井千晶先生、慶應義塾大学生 新居日南恵さんをお迎えし、カウンセラー平山先生にもご参加いただき、幅広い世代の妊活と仕事の両立について、ざっくばらんに楽しくディスカッションしました。
ライフワークバランス・・・社会はまだワークライフバランスですよね。
そうじゃなくて、ライフが先にこなくちゃ!!!そのためのワークでしょ!って話に私も大きく頷きました!
パネルディスカッションにも大変多くの共感の声をいただきました。
・いろいろな生き方をしている人たちの話をきいたり、取り組みについて紹介したり、企業からそういった人や情報を従業員に提供する必要もあると感じました。
・治療は女性が大変なのに、男性にはなかなか理解してもらえないというストレスを感じていましたが、不妊=ダメと考えないこと、自分を追い込んでいたことを客観視して気が楽になれそうです。
・「不妊」に限らず、多様性を認め合う社会が実現してほしいと思いました。
・残業、転勤・・・NOと言えにくい企業環境を改善していかなくてはと思いました。
・子どもを持つ持たないは個人の自由。欲しくても子どもができないという場合には、普通にサポートを受けられるのが特別なことではないという社会になるとよいなとあらためて感じました。
・男性にも若い(学生など)のうちから、家族について考える機会があるとよいと思いました。
会場のご提供、事前の準備、当日の会場設置から撤収まで、スルガ銀行のご担当者様(上の右写真)には、様々なご協力をいただきました。ありがとうございました。
ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
これからもFineは現在・過去・未来の当事者を支援するために、地道にコツコツを活動を進めてまいります。
どうぞ、引き続き応援をお願いします。
◆署名活動にご協力ください!◆
不妊患者の経済的負担の軽減等の為の署名活動実施中!
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