アメリカからの帰国④
幼稚園受験に際して、友人たちが力を貸してくれました。幼稚園を受験するから一時帰国すると日本の友人に伝えたら、服はどうするの?と。ピンと来ていない私に友人は「●●子、その幼稚園受けるなら紺スーツだよ!」と。友人たちはちょうど前の年に幼稚園受験を経験済みでしたので、その辺のことはよく分かっているようでした。そういえば、そうだったかも。すっかり忘れていたけど、娘もお受験用のお洋服でいかなくてはならないし、私もいわゆるお受験用の紺スーツでいかないといけないんだった…。(厳密には、そうでなくてもよかったのかもしれません。当日行ってみたらそうでない方もちらほらいらしたので。でも海外から受けに行く身としては、余計にちゃんとしていかないとと気合が入る部分でありました。)アメリカ生活で、カジュアル一辺倒、時にはほぼすっぴんでお出かけもあり、くらいに緩んで生活していた私にとって、紺スーツやヒール靴は幻の世界のことにしか思えないくらい縁遠いものとなっていました。そのようなお洋服は勿論持っていないし、アメリカでは売ってない。そして、日本で買いに行く暇もないというないない尽くしの状況。それを知った友人たち、なんと周囲に声をかけて私と娘の着るものを調達してくれました。宿泊先のホテルに届けられていた一式のものをみて、涙が出そうになりました。これがなかったら私たち母子はどうしていたのだろう。娘の紺色のお受験服に、革靴、靴下、ハンカチ、ティッシュまで添えられており、私にはハンドバックまで。あとはストッキングを買いに行くだけ。素晴らしい友人たちのおかげで、試験まで少しだけ余裕を持つことができました。返せないくらいの恩を感じたけれど、友人たちはただ「うまくいくといいねー!」とだけ。なんと懐の深い友人たち。私も逆の立場になったらそういう風に助けようと心に誓いました。To be continued