【素材名】カルニチン

【分類】生体の脂質代謝に関与するビタミン様物質。アミノ酸から生合成される誘導体。

【詳細】
カルニチンにはLカルニチンとDカルニチンの2種類がある。
 
Lカルニチンは細胞内のミトコンドリア内で脂肪をエネルギーに変える働きがある。
 
脂肪はエネルギーに変換されるときに燃焼される仕組みである。
そのため、Lカルニチンが不足すると、燃焼されずに余分な脂肪が蓄積してしまう。
 
そして、血液中コレステロールや中性脂肪によって動脈硬化を引き起こし、血液の流れが悪くなり高血圧、心筋梗塞、脳梗塞につながる恐れがある
 
Lカルニチンは、燃焼効果以外に、疲労感やだるさを和らげる効果もあるといわれる。