【素材名】ラズベリー

【分類】バラ科キイチゴ属 に属するいくつかの種の低木の果実

【詳細】
ラズベリーはビタミンC・Eなどのビタミン類やカリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル類、エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノール、ルテインなどを豊富に含む。
 
細胞が酸化(サビ)して血中に過酸化脂質が増加して動脈硬化や高脂血症などの生活習慣病を引き起こすが、これらを抑制する抗酸化成分がラズベリーには多く含まれる。
 
アントシアニンには目の網膜にあるたんぱく質(ロドプシン)を生成して眼病を改善する働きがある。
また、ビタミンやミネラル類が豊富にあることで視機能の改善にも役立つ。
 
ラズベリーの香り成分であるラズベリーケトンの研究が進み、脂肪分解酵素と脂肪の結合を促進する働きがあることが判り、脂唐辛子に含まれるカプサイシンの約3倍の脂肪燃焼効果がある。
 
ラズベリーには鉄分とビタミンCが含まれるため、鉄欠乏性貧血の予防も期待できる。
 
エラグ酸はメラニン色素の生成に関わっているチロシナーゼという酵素の働きを抑制する作用があるためシミ予防・美白効果もある。