【学び】夢のJR・鉄道プログラム第2回 | 放課後NPOのプログラム報告!

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こんにちは。14号です。



前回、実現したJRさんとの夢のプログラム!第2回目です!



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前回に引き続き、講師はJR東日本横浜総合訓練センターの西村さんです。



今日も横浜の小学校の幸運な子どもたちが参加しました。



まず、プログラム前に運転士の帽子試着会が始まりました。



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取り合っているかのように見えますが、みんな順番にかぶって



満足していました!この後女の子もそっとかぶってみていましたよ。



 
そして、今回のテーマは「信号機のひみつ」です。



私たちは普段、道路で無意識に信号を見ていますが、



電車に乗っている際、いくつかのライトが点灯している鉄道の信号機を見たことがありますでしょうか。





例えば黄+緑=減速(65または75km)、黄+黄=警戒(25km)、



また、JR以外には黄+緑+両方点滅=抑速(100km)、緑+緑+両方点滅=高速進行(160km)



があるなどなど、専門的な信号の意味を教えていただきました。



そしてその信号はそもそもどこにあるのがいいのか?!



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子どもたちも実際に考えてみました。



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すぐに思いついて答えを心待ちにする子や



考えてもなかなかわからず、勘で描いてみる子がいました。



次は、信号のある線路のどこを電車が通っていくかを考えてみます。



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なかなか大人にも難題ですが、



みんな思い思いに線を引いていきます。



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「電車が5分に一回だと少ないよね」と講師の方が問いかけると、



「ホームにいっぱいになっちゃうよ」とある子が発言!



完全に都会基準ではありますが、そのような状況を防ぐため



信号機が多くあればあるほど(上の写真のように!)



たくさんの電車が走ることが出来、その頻度が上がるそうです!



例えば、電車と電車の間隔がより短い路線は東京メトロ丸の内線!



その間隔はなんと1分30秒!



次が、JR中央線快速でたった1分50秒だそうです。



もちろんその信号を出発の際に確認するのは運転士の大事な仕事!



「しゅっぱつしんこうー!!」



って「みんなも8日に訓練センターに来る時にやるんだよ?」と講師が言うと



少し恥ずかしがる子のそばで「絶対出来ます!!」と大声で断言する子も



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その後、口頭での信号で「速度を下げる」は



「やわやわ」と言うのだよ、などと教えていただき



最後に信号機が壊れた時などに使われる手信号と入換の合図を披露してくださいました!



西村さんが赤旗と緑の旗を巧みに操るその姿は魔法使いのようにも見えました。



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もちろんこの後、子どもたちも気になるその衝動を抑えられず



実際にやってみていました。やり方があっているかはわかりませんが!



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今回はなかなか自分では知ることが出来ない信号機の秘密で



専門的なこともあり、身体を横にユラユラしながら聞いている子もいましたが



その子の目線も常に西村さんのいる前を向いていました。



前回よりいっそう子どもたちは西村さんに馴染み、



気になることは手を挙げずともすぐに聞ける信頼関係が出来ていました!



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常に最前列をキープする5,6人のファンもいます。



いろんな発見や学びを全部吸収するのは無理ですが、



難しいことも知って大人の仕事の大変さを知ることも学びだと



講師の西村さんはおっしゃっていました。



また次回の講座が終わると、最終回の8月8日はついに訓練センターに行く日です。
日にちが近づくにつれて、子どもたちのワクワクは大きくなっていきます!