離婚を選択しても子どもと笑顔になる方法

離婚を選択しても子どもと笑顔になる方法

塾事業(トータルスクールウィーズ)や面会交流支援事業などを通して、主にひとり親家庭や再婚家庭に育つ子どもたちのケアをおこなっています。

2020/10/15 配信 ウィーズメルマガより
 

日常のワンシーンでも、子どもって侮れないなぁ、ごまかしきかないなぁと感じることは多々ありますが、面会交流支援やLINE相談で子どもたちと話していても日々それを感じます。

 

子どもは親の姿を見て、いろんなことを感じ、考えているなということがわかる相談事例を皆さんにも読んでみてもらえたらと思います。

 

★15歳女子★私のお母さんはシングルマザーです。3年半くらい前からお母さんには付き合っている彼氏がいます。お母さんが彼氏の家に行ってる時は私が3人の妹と弟を見ています。もし何かあれば近くに住んでいるおばぁちゃんに任せればいいと言う考えのお母さんが嫌いです。お母さんが彼氏と付き合う前は毎週土曜日家族でお出かけしていました。でも彼氏ができてからそのお出掛けが全くなくなりました。私は妹と弟の姉になりたいと思ったことはない、それなのに姉という理由で面倒を見させられるのはうんざりです。お母さんの意思で子供を産んでお母さんの意思で離婚したのになぜ私が妹と弟の面倒を見ないといけないのですか?自分の恋愛感情を優先したいなら私たちきょうだいを産まないで欲しかった、引き取らないで欲しかった。自分の恋愛感情を優先できないって分かった上で離婚したんじゃないの?

 

★17歳女子★両親に上下関係があります。父は母に向かって怒鳴ったり「お前は黙っとけ」などと言った暴言を吐きます。それだけではなく、父は母のことを下に見ているのか「氷」「ハンカチ」などと、とってほしいものややってほしいことを単語の命令形で指示します。母はそれに従うだけです。この状態がストレスでもう限界です。本当に離婚してほしいです。早く私が一人暮らしするなり、家をでていけば良いんです。でもコロナの影響でリモート授業になった私は家にいることが多くなります。リモートで授業を繋いでる途中で夫婦喧嘩の声が部屋まで聞こえてきます。その度にミュートにして、とストレスです。これから私は国家試験があり勉強に集中したいのにできません。

 

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親が笑顔でいることが子どもにとっても良いこととか、子どもの前で喧嘩するのは良くないということはよく言われますが、その言葉だけを守っても子どもの心の平穏は守ることができません。

 

この事例のように、新しい彼氏を作りお母さんが笑顔になったとしても、子どもにとっての『母親』でなくなった姿は子どもにとって悲しい姿ですし、自分の目の前で喧嘩がなされなかったとしても、その声が聞こえてきたり、その片鱗を目にしたりすれば、結局は苦痛として受け取ります。

子どもは、大人が思う以上に多くのことを見て、感じています。

いつまでも子ども扱いしていると、子どもが逆に大人びてしまって、全てを見透かされてしまいます。

 

親の自由や親のよりよい暮らしももちろん大事です。

 

しかし、子どもの親となった以上、子どもをひとりの人間として根気よく・真摯に向き合い、尊重すること。そして、子どもの自由やよりよい暮らしを守ろうとすることも、親としてやらなければならないことだと思います。

 

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