日の丸の旗は国柄の表象 | 世界のゆくえ

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英霊に捧ぐ
 戦後六十有余年、あの忌まわしき大戦とは何であったのか、今改めて問われています。
 衆知のように米国によるお仕着せの現行日本国憲法に始まり、大東亜戦争の呼称を太平洋戦争と名付け、やむを得ぬ事情から発生した国家間の戦争に対して善悪の規定は出来ないにも拘わらず、我が国は一方的に貶められました。
東京裁判において、理不尽の極みである暴論を覆い被せ、軍上層部は戦争犯罪者として断罪されました。その他、戦勝国による占領政策の謀略を教えれば限がありません。
 さて、今日経済の大国となった日本ではありますが、私達は先の大戦により、かけがえの無い犠牲を払われた戦闘、非戦闘の霊達に感謝したことがあったでしょうか。
殊に死地に赴く若き兵士達の抱いたであろう恐怖や抵抗感は想像すら出来ません。しかし彼等は「護国の鬼」として「大義」を持っていたことは明白です。この散華した青年達に想いを致す時「憎き軍閥の下に犠牲となってしまった」と哀れみ歎ずるのは当然でしょう。だが、彼等は国難に際して自らの命を国に捧げるべく散って逝ったのですから、哀れみや同情すべきではありません。それは霊を傷つけることになるのではないでしょうか。
「戦争は二度としません…」と闇雲に叫ぶ前に、今こそ、私達国民の全てが彼の霊達に向かって、心から称賛と感謝を尽くさなければなりません。さもなければ、彼らに対する鎮魂は永遠に行われないでしょう。
“有り難う英霊たち”彼らは「義を以って命を成し」遂げたのです。


美しい日本国旗を掲揚しましょう
今、日章旗(日の丸)を掲げる家庭が少なくなってしまいましたが、とても悲しいことです。政治結社の一部には日の丸を無暗に掲げる者もありますが、国旗掲揚の聖なる使用法ではありません。
 国旗は国家の独立と誇り、そして国民連帯の象徴であり日本という国柄の表象です。
 日の丸を通じて私達は過去の日本人、同時代の日本人、将来の日本人とつながります。日の丸は戦前の日本の発展と敗戦の破壊、そして戦後の再建を見てきました。       
 私達は日の丸と共に生まれてきたし、これからも生きて生きます。日の丸は日本人にとって苦楽を共にする唯一の聖なる旗なのです。この認識を持って日の丸に臨めばおのずからその取り扱い方は礼儀正しく、恭しいものになります。
 日の丸は正しい作法を定め、更に広く敬愛されるべきものです。

                                 NPO法人「敷島の会」