皆さんこんにちは
フリーライター西村さんによる、
いっしょにね!文化祭開催レポート⑤です。
それではどうぞ
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【第4部】
いよいよ第7回「いっしょにね!文化祭」も、
無事に最後の第4部を迎えました!
まずは障がいのある人、手足に痛みを抱えている人、
誰でも仲間に入れるフラダンスユニット「ナー・ホア・フラ・アーネラ」の
パフォーマンスからです。
このユニットの武部未来さんは、もともとダンスが大好き。
でも複数の障がいがあるため、自分にダンスは無理とあきらめていました。
しかし知人であるフラの先生が何気なく言った「好きなように、
自由に踊るのがフラ」という言葉。
その言葉を糧にフラダンスへの挑戦を始めます。
そんな未来さんのもとに、今では多くのフラ仲間が集まってきました。
障がいのある人ない人が集まって、みんなでレッスンしています。
時にはレッスンよりもおしゃべりの時間のほうが
長くなってしまうこともあるとか。
そんな皆さんの仲のよさ、和気あいあいとした
雰囲気があふれるパフォーマンスが魅力です。
(ナー・ホア・フラ・アーネラのパフォーマンス)
そして、とりは「医療法人稲生会」の皆さん。
稲生会は、人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを
必要とする人たちの在宅生活を支援しています。
子どもから大人まで約200名近くの利用者さんがいて、
その中には重い病気や障がいを持っている人も多くいます。
今回はその利用者さんの皆さんや患者さん、
地域の人たちなど総勢100人が、オンラインを使ってフラダンスに挑戦!
中には外出困難な人たちがいるけれど、オンラインなら参加可能。
コロナが収束する日が来た後も、そういう人たちがオンラインで
楽しむことができることを示す試金石のようなパフォーマンスになりました。
(医療法人稲生会のパフォーマンス)
そして、次が本当にラスト。
全部の出演者が集まって披露する合同パフォーマンスです。
皆さんが一緒にパフォーマンスすることで、参加者の皆さん同士が、
さらにもう一歩踏み込んで知り合えるかもしれない。
友だちの輪が広がるかもしれない。
そんな願いを込めた合同パフォーマンスは
「いっしょにね!文化祭」の恒例になっています。
(みんなで参加する合同パフォーマンスの様子)
(出展ブースでもオンラインで合同パフォーマンスに出演)
今回は非常事態の下での開催となりましたが、
会場では可能な限りのコロナへの感染対策を施しました。
おかげ様で感染者の報告はありません。
回を重ねるごとに「いっしょにね!文化祭」は参加希望者、
来場者共に、確実に増えてきている手ごたえがあります。
今後も、さらに安全で楽しい、誰もがいっしょに楽しめるイベントとして
続けていきたいと思っています。
参加いただいた皆さん。本当にありがとうございました!
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以上、開催レポート⑤でした
これで、文化祭をお手伝いいただいている、
フリーライター西村裕広さんの開催レポートを終わります
最後までお読みいただきありがとうございました。
今年はコロナ禍で開催する「いっしょにね!文化祭」となりましたが、
オンラインを利用することで、出演者の幅が広がり、
これまで出演することが難しかった方にもご出演いただくことが出来ました。
新しい可能性を感じることが出来た今年の文化祭、
皆さんの応援のお陰で無事に終了することができました
ありがとうございました