清潔過ぎる環境、つまり人工的な生物が生きられない環境は

不自然では無く、ただの非自然です。

 

実験動物として無菌のブタやモルモットを作ります。

人間も同じですが母親の産道を通ることで母親の常在菌を赤子は

貰いますから、帝王切開をして取り出したものです。

産門も産道も重要なことはお寺の山門や参道と同じです。

 

アメリカの産院で帝王切開をすると、母親だけではなく父親も裸にさせられ

赤子を抱かせられます。

無菌では体を護れませんから両親の菌を貰うのです。

腸内フローラでは多様な菌が花園のように縄張りを作り、分布しています。

体表も様々な菌のフローラを形成しなければなりません。

火傷には強いが切傷が直りにくい、虫刺されに強い、というふうに様々な人が

いるのはそういうことです。

腋臭のある人は間違い無く水虫です、これは乳幼児の時に常在菌を取り込み損なった人です。¥^

エイズに発症すればこのフローラが全滅しますから、

全身カビだらけになり、眼も爪も喉も肺の中もなります。

生きながらに死体の態を現します。

このように、体表も菌に護られているのです。

 

抗菌グッズや抗菌石鹸というものがあります。

これらは外国特にアメリカでは一般的に製造禁止であり、販売禁止です。

手の菌が死んでしまえば菌が戻るまでの30分なりの時間が無防備ということになります。

使うのは医療関係者だけです。

そんなことはCMの無いNHKも報じません。

 

さて、体内のことです。

まず口からですが、病気の9割は口から入ってきます。

口腔衛生の9割は口の菌が担っています。

残りは歯並びですか。

腸が常在菌の巣ですが、これらが免疫のほとんどを司っています。

 

体の表も内側も常在菌の世界ですが、

この常在菌とは私たちの周りに普通の存在している菌のことです。

元は土のなかです。

むかし同級生の医者のところに遊びに行くと土壌改良剤というものを飲ませられました。

EM菌でしたか、うんこ臭くて飲めないと泣くと、こうするのだと

鼻をつまんで飲んで見せてくれました。

人間用のものは無いのか、と聞くと

人間用のものは高いんじゃあ、効き目は同じだぜ、と云いました。

まあ、ことほど左様に人間の持つ菌は土のなかの菌なのです。

自然が身近にある人はこんな苦労は必要ありません、

木に抱きつき、草をなで、土を舐めてれば良いのです。

 

〇-157やノロ・ウイルスでも、同じ給食を食べて、やられる人とやられない人がいます。

過神経質で潔癖症の過保護な親を持った子がやられるといいます、

貧乏人の子はやられないと。

これは普段から自然に接しているせいです。

家の中にも自然の菌が満ち溢れているからです。

 

手などはやたら洗ってはいけません。

風呂などでも石鹸を使ってはいけません。

パンツは一週間は替えないで下さい、これは冗談ですが。

それから、多少腐りかけたものも食べてください、まあちょっと匂うものというところですか。

当然、地面に落としたものは拾って食う。

 

変なものを食べて、ちょっとやばいな、という時はタバコを吸って下さい、

それでも駄目だ、という時は納豆を食べて下さい、

これで収まらなければ医者ということになりますが、

納豆で大丈夫でしょう。

僕は外国に行く時は必ず納豆を持ってゆきます、

半年も経つと完全に干からびてしまいますが

効果には問題ありませんよ。

 

喧嘩を毎日やっていれば強くなります。

菌も毎日活躍することで強くなります。

菌に出番を与えず引きこもりにしてしまうと暴れ出します。

この人が持つ菌は出番が無くなると自分を攻撃してきます。

これが膠原病でしたか、まあ不潔すぎるのも問題ですが

清潔で敵が居ない状態にすると人類が経験したことも無い病気になるのです。

 

世界中で白人が手を洗うのなぞ見たこともありません。

僕も学習しまして、ここ三十年石鹸は使っておりません、歯も磨いておりません。

いかに野生を生活のなかに取り込むかがたくましい日本人を取り戻す方法であります。

凶暴な日本人と認めさせれればおとなりの国は何にも云わなくなります。