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NPO法人Harmony広報です。

 

今年の4月から介護報酬の見直しがなされ、ただでさえ人材不足で経営ができなくなっている訪問介護事業所が増えている中、更に報酬単価が引き下がられることになりました…。ガーン

 

訪問介護協会の会長はじめ、いろいろな関係者の方々が抗議の声を上げられていますが、私的にもこの報酬改定によって更に多くの訪問介護事業所が危機的状況を迎え、倒産件数もかなり増えてくるのではないかと予想しています。

 

NPO法人Harmonyでは、障害者総合支援法に基づく訪問介護事業と、介護保険法に基づく訪問介護事業を行っておりますが、現状は圧倒的に障害を持った方たちへの支援が多い状況です。

 

 

まだ、障害者の方は報酬単価が全体的に20円程度上がりましたので良いとは思いますが、訪問介護事業が崩壊していくと様々なところに悪影響が出てくることが予想されます。アセアセ

 

それらについて私の思うところを書いてみたいと思います。

 

◎自宅で自分らしく生活したいという人間としてのあたり前の姿が維持できない

◎在宅診療や訪問看護も、医療に関わる部分以外は訪問介護との連携が多分に必要となるため、在宅診療や訪問看護の方にも支障をきたす

◎施設入所利用者が増え、ただでさえ介護保険の方の施設は人材不足で疲弊しているのに入所施設系で働く職員の精神と肉体を更に圧迫する

◎家族の介護は家族で…という古い時代の悪しき慣習に戻り、介護離職者が急増し、家族の関係が劣悪化し、家庭崩壊が進む

 

私はこういった現象が出てくるのではないかと考えています。

 

一般の仕事に就いている人でさえ、結局家族が病気になったり障害を抱えたりした場合、最も身近で支えてくれるはずの訪問介護事業がなくなれば、通所施設や入所施設を検討しなければならず、しかし、通所施設や入所施設も人材不足で満身創痍なところも多いため待たねばならない期間が多く、その結果仕事を辞め家族の介護に入る…といった悪循環が起きてくるのではないでしょうか?

 

当事者や関係者でないとなかなか福祉の事は理解できないと思います。

ましてや、訪問介護の事も良く分からないと思いますが、私はとてもとても大事な事業だと思っています。クローバー

 

今日は少しでも訪問介護事業の現実を知っていただきたく、あるYouTuber(最近訪問介護事業を立ち上げた方)の動画をシェアしたいと思います。

関係者にとっては嫌というほど共感できる内容ですが、これが現実なんです。目

 

でも私は世の中がどうであれ、自分が大事だと思うものを大切に手がけ、最後の最後まで諦めず守っていく!という思いでいます。筋肉

 

 

介護なんてやるもんじゃないとか、早くやめた方が良いとか、動画で発信している方々もおられますが、結局は自分たちの生活の安定を崩す、自分で自分の首を絞める結果になる可能性が大きいので、この仕事が好きで、愛情と情熱を持ってやられている人たちの心を傷つけるような発信ばかりしないで欲しいなと感じています。

 

事実は事実として現実を伝えることは大事ですが、それとは別の角度から見た良い現実だってありますから、そちらを伝えてくれる人がもっと増えれば良いと思いますし(いるにはいますが)、私は両方きちんと伝えていきたいと思っています。晴れ

 

共感してほしいとか、認めてほしいとか、そんなことは思いません。

ただ真摯に向き合って情熱を持ってやっている人たちがいる、その人たちの存在で一般の人たちの暮らしさえ成り立っているという事実を受け止めてもらえればありがたいです。

 

そして、私はそういった思いのある人たちとこれからも仕事をしていきたい!照れ

そういう方々との縁を結んでいきたい!爆  笑

 

そう思っています。

 

 

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