梅雨明けという言葉を聞いただけで
体感温度が3度ぐらい上がってるような気がする。
動かずとも汗が出てくるし、歩いただけで茹で上がる勢い。
うだるような暑さとはこういうことだろう。
去年はカラっとした許せる暑さのバンクーバーにいたので、
久々のヒートアイランドにぐったり。
だが、今日はもっともっとアツいものを見に行った。
NOAHの東京ドーム大会Destiny2005は全10試合というボリューム。
10000円の席は普段の武道館ならアリーナ席だが、ドームともなるとスタンド席に後退。
リングサイドだと3万もするんだもんなぁ・・・。
今日は特に有名人は来てなかった。
強いて挙げれば横峯さくらのパパぐらいか。
プロレス好きだったんだ、さくらパパは。
第1試合には佐々木健介の弟子・中嶋勝彦が登場。
6人タッグとはいえ、切れ味のある蹴りで存在感を見せた。
第5試合では早くもタイトルマッチを拝めた。
GHCジュニアヘビーのベルトを賭け、KENTAが王者・金丸に挑んだ。
この試合はかなり盛り上がった。
ジュニアならではのスピード感で62000人を魅了。
金丸の垂直落下式ブレーンバスターやディープインパクトを凌いだKENTAは、
渾身のブサイクへのヒザ蹴りで金丸から3カウントを奪い、新王者に。
金丸はタッチアウト(旋回式の垂直落下式ブレーンバスター)を出し惜しみしたのが敗因だな。
第6試合はGHCタッグ選手権試合。
王者の鈴木みのる・丸藤に秋山・橋が挑む。
橋がどこまでやれるかがビューポイントだったが、
予想通り、丸藤の雪崩式不知火に沈んだ。
まぁ、でもよく頑張った方だと思う。
第7試合はGHCヘビー級選手権試合。
王者・力皇に新日本プロレスの棚橋(女にナイフで刺されたプロレスラー)が挑戦。
本来GHCのベルトが懸かった試合、しかもシングル戦なら
普通はメインイベントであるのが妥当なのだが、役者が揃ってない。
力皇と棚橋がドームのメインを張るなんて早すぎるし、まだまだそこまでの器量はない。
実際、棚橋がお粗末すぎて、あっけなく無双1発で終わった・・・。
弱っ!そりゃ刺されるわけだ。
第8試合。いわゆるセミ前。
天龍vs小川の師弟対決。
時間無制限1本勝負だったが、10分程度であっけなく終わってしまった。
天龍のラリアットなんて効かないだろう?
なのにそれがフィニッシュ技となった。
あんまりにもあっけなかったので、3カウントが入った瞬間、
ドーム中に「え~~~?」っていう驚きが響き渡った。
なんか後味悪い。
だが最後の2試合が、そんな試合があったことも忘れるほどの興奮の坩堝にいざなってくれた。
セミファイナルは初対決となる小橋vs健介。
どちらもパワーファイターで、お互い逆水平チョップとラリアットを使いこなすということで、
豪腕対決とも言われていた。
試合はお互いに意地の張り合いとも言える内容になり、
合計で200発以上も繰り出された逆水平チョップの応酬には実に見応えがあった。
こんな肉弾戦は今まで見たことがない。
今年のベストバウトになるだろうな。
最後は小橋の豪腕ラリアットで健介が沈んだが、互角の内容だった。
メインは、もう交わることがないと思っていた三沢vs川田。
川田が今年、全日本プロレスとの契約をせず、フリーになったときから、
有り得るんじゃないかと睨んでいたが、ここまで早く実現するとは。
同じ高校の先輩・後輩ということで、やはり運命だったのか。
試合は全日時代の激しい大技ラッシュも拝めたが、
5年前よりも格段にキレ味を増した三沢のエルボーバットが川田を沈めた。
川田のジャンピングハイキックや垂直落下式パワーボム、
三沢のタイガードライバー'91をナマで拝めることは滅多にあることじゃないし、
どれも決め技といってもおかしくないが、
バキっという音がするほどの強烈な三沢のエルボーは無敵ですな。
「この試合で終止符を打つ」つもりでいた川田は、
負けたことによって「終止符が打てなくなった」と三沢に再戦をアピールするコメントを残した。
いやぁ、それにしても充実したカード揃いだった。
9月の武道館も楽しみだな。