題名は極論ではある。
しかし極論を掲げなければ、最良の策を考えることはできない。
勤め人として、老後に残るものは何か。
60歳以降、必要とされる人材に共通するものは何か。
・スキル
・業務をこなすだけの体力
・資格
60歳以降も継続して高収入を稼ぎ出すには
上記3つに特化しなければならない。
大企業であれば業務は細分化され、分配された人材は
専門性に特化するが、他の会社で通用するかと問われれば否である。
つまりどれだけ大企業で出世しても大半の人間の年収は
定年を節目にして大幅に下落する。
もちろん貯蓄をしていれば問題ないが、全員が目標の貯蓄額を
達成しているかというと、そうではない。
このご時世、老後も休まる時間はない。
それなら早い段階で独立して働くことの喜びを知り、
生涯必要とされる人材に転身した方が良いと考えている。
そのための第一段階のステップは、勤め人を卒業することである。
会社に特化することを拒絶しなければならない。
同業他社に依存することを控えなければならない。
勤め人として1億円を貯めて配当金だけで悠々自適に暮らすことも
良いだろう。
しかし、私は誰かに必要とされていたい。
すごいと言ってもらいたい。
尊敬してもらいたい。
そんな純粋な自己欲求に忠実にありたい。
だからこそ自分の裁量で業務をこなすことのできる自営業の道へ
進まなければならない。
経営者・投資家の両立は
その後に考えたらいいと思っている。
先ずは勤め人を卒業することだ。
勤め人を卒業しなければ、何も始まらないのだ。