無能な自分を有能と思い込ませてくれる株式投資 | 勤倹報徳

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20代後半の勤め人です。35歳で独立を目指しています。
40歳までに資産1億円以上が目標です。
現在は勤め人収入+株式投資、今後は収入の増加・不動産投資を
加えて目標達成に邁進します。

 

尊敬する人が

「本当に稼ぐやつは株や投資をする前に自分自身の商品を作ってお金を稼ぐ」

といっていた。

「仕事でうまい成果が出ていないから株をして一発逆転を狙っている」

と言われたとき心にグサッと来たことを覚えている。

 

自分を振り返ると何か現実で不都合があったときでも

株で儲けていると何か自分は偉くなったような錯覚に陥って

他人を見下す思想に傾くことが時たまある。

 

ただどれだけ株で儲けてもその先にある自分の成長は一切ない。

株の根底にある性質はギャンブルであるから、その勝ち負けに

勝ったとしても自分が才能があるわけではないし、ましてやギャンブルで

大金を手にしても、心はますます空虚になっていく。

株を投資と言える者とは、株式を作り出す側の人間である。

 

 

これを受け入れるということは、自分自身を否定することであることは

重々承知の上であるが、株で儲けても人間的魅力が増していないことに

気付いた時点で何かがおかしいと気付く、方向転換することは

大きな転換期を決めるいい機会であると考える。

 

まずは自分自身が商品となる・商品を作ること。

ビジネスモデルを実際に作って運用した人間でないと

真の株の面白さはわからない。

現実問題株しかもっていない金持ちと経営者として大金を獲得した後株を

勝っている金持ちだとどちらの話を面白く聞けるだろうか。

 

前者は他人の会社の話だけに終始してリアリティがなく1分で聞き飽きることになるだろう。

 

対する経営者の話は非常に現実的なオーラを放っていて臨場感がある。

自分の会社であるから、会社のまとめサイトで見る解説以上の情報量と

リアリティがあるから聞き飽きることが無い。

 

前者の話を聞きたいとも思わないのは、同じ属性の勤め人と

話したいとも思わないのと感覚が似ている。

 

だから凡人が真っ先に株をするのは間違いで

その前にやるべきことは何なのかを吟味することが重要である。

 

そんな私も今やっと株だけしていても人生楽しくない、と結論づいたのであって

これから苦悩の連続と共により豊かな人生の在り方を実現するために

事業を興す準備をしなければならないと改めて決意を新たにした。