アップルが計画中と噂の、新音楽サービス | 中村祐介 オフィシャルブログ 「中村祐介のユーマネーダイアリー」 Powered by Ameba

アップルが計画中と噂の、新音楽サービス

JBプレスに気になる記事を発見目

アップルが新しい音楽サービスを実施する可能性についてです。

現在、デジタル音楽配信は2パターンあります。

1つはアップルのようなダウンロード販売で、ユーザーは気に入った楽曲を購入し、それを自分のパソコンやモバイル端末に保存しておくというもの。

もう1つは月額制のサブスクリプションで、こちらは購入するのではなく、毎月10~15ドル程度の料金を支払って、一定条件のもと聴き放題になるサービス。

ただ、どちらも不便さがあります。
まずはダウンロードの場合、再ダウンロードができないため、pcデータがなくなってしまった場合、再度購入しなければなりません。

聴き放題のサービスは、音楽ファイルが手元に残らないため、解約したらもう聴く事ができなくなります。

そうした課題を解消しようとして、アマゾンとグーグルで、音楽のプラウドサービスというべき試みがなされています。

それがミュージックロッカーというサービス。

これは、自分で購入したり、音楽CDから変換したりした楽曲ファイルをインターネット上に保存しておけるというものでだそうです。

ネット上に保存した楽曲は、ウェブブラウザや専用アプリを使って、パソコンやスマートフォンなどで再生することができ、ストリーミング配信するため、ダウンロードする必要がなくなるのです。

しかし、どちらもアップロードに時間がかかったり、利用できる音楽が限られているなど、まだまだ課題も多いようです。

そこで、満を持して、アップルがこの『ミュージックロッカー』に進出するというのです。

それは、アップロードを必要としない、音楽配信サービスだそう。

サービスの仕組みは以下となるそうです。

サービス提供会社があらかじめレコード会社と契約し、膨大な数の楽曲をストリーミング配信する権利を取得。

そして同意を得たうえで、ネットを介してユーザーのパソコン内の音楽ファイルをスキャン。

どの曲をユーザーが所有しているのかを個々のユーザーのプレイリストに登録したら、そのリストをユーザーに提供し、使ってもらう。

その後は、ユーザーの要望に応じてストリーミング配信を実施する。

ただし、レコード会社は、この方式だと、音楽ファイルが正規に購入されたものか、不正に入手されたものか判断がつかない事を理由に、躊躇しているとか。

いろいろとクリアしなければならない課題は多いようですが、この新サービスの導入を期待したいです!