本日、就業先の現任の先生から連絡を頂いたので、またいろいろ質問をさせてもらった。

成績については、現在勤務中の相対評価であるのに対して、絶対評価で成績をつけるということが判明した。また、平素点とテストの比率も、現在の学校が7:3であるのに対して、新たな就業先では比率は自由とのことだった。

つまり、新たな就業先では、自由度が高いということだ。自由度が高いということは、楽な反面、さじ加減が難しい。暗黙の了解のようなものを踏み外してはいけないということだからだ。他の先生からだいたいの割合というものをヒアリングして、それをもとに相対率を作って、成績にするのが無難だろうなぁ。

 

授業中のスマホ規制はないようだ。現在の学校では原則禁止で、授業前に集めることになっているが、就業先ではそういうことはやっていないらしい。就業先のほうがレベルが高いから学生の意識が高いのかな。それか中国人先生のほうでよほど厳しく指導を行っているのか?

 

カンニングもほぼないとのこと。現在の学校だと、いろいろ手を打たないとカンニングするばかりか、厳しく手を打つと「人情を理解しない」みたいな扱いをされることすらあるのに、ずいぶんと違う。これもレベルの差か?

さて、住居についてだが、現在の部屋が「2部屋+1リビング+キッチン+シャワー/トイレ」なのに対して、就業先は「1部屋+1リビング+キッチン+シャワー/トイレ」というのは前回確認済み。1部屋少ないのは痛いが、まあ、許容範囲。しかし、就業先の部屋はそれに加えて「ベランダなし」ということが判明した。さらに重要なのは老朽化がかなり進んでいるらしいこと。家電なども歴代の日本語教師の使い古しで10年選手が多いようだ。

 

現在の学校は私が入居する直前に大規模なリフォームをし、かつ家電・家具を新品でセットしてくれていた。この状況から、老朽化した住居と使い古しの家電群に取り囲まれるのはなかなかダメージが大きい。もっとも、だからこそ、わたしのような60歳間際の人間を面接一発で採用したのかもしれない。そう考えると、ボロ宿舎にも積極的な意味合いが出てくる(笑)。

 

まあ、新たな学校で過ごすのは短くて1年、長くても2,3年。その後は自分で部屋を借りることになる。しばらくボロ宿舎に耐えておくことで、引っ越し後は望外の喜びを味わえるかもしれない。プラス思考で行こう。

 

他にもネットがWifiしかないらしいことや網戸もまともにないらしいことなどマイナス要素がつきないが、工夫を凝らして乗り越えていくとしよう。

 

それにしても、まずは「就業許可のキャンセル」証明書のゲットだ。明後日こそは手に入れられることを願う。