就職活動中。

本日遅くに先週末に直接応募した大学から返信が来た。「ご応募ありがとうございます。この後、国際交流部門と相談した上でご返事させて頂きます」とのこと。まずはビザがとれるかどうかの確認ということかな。それでOKがでれば面接ということか?ここはちょっと僻地にあるから、チャンスがあるかもしれない。逆に国際交流部門と相談して駄目だったとなるとそれこそビザ年齢制限にひっかかったということになり、がっかりだ。

 

就職活動が不調に終わった場合に備えて、徐々に「オンライン日本語教師」になる準備を進めている。

授業内容については、

1)フリートーク

2)「みんなの日本語」を使った授業

3)発音・アクセント矯正

などのカテゴリで分類してみた。

 

1)フリートークについては、アニメをメインに据えようかと考えている。最近、漫画「葬送のフリーレン」読んでいるのだが、それを話したときの一部の学生の喰いつきが凄かったからだ。ただ、私は漫画好きとは言え、さらっと読む程度で内容もあまり記憶に残らない。だから、フリートークで使うとなると登場人物等について日本語と中国語でサマリーを作る必要がありそうだ。電子版でキャラクター紹介本とかを買うのもいいかな?

 

2)「みんなの日本語」の各々の課について教案を作って授業をすることになるだろうが、授業のやり方についてはいろいろ工夫をする必要がありそうだ。

 

3)発音・アクセント矯正については、現在の学校で作成した「名詞」と「動詞」のアクセント教材に加えて、「形容詞」や全体のイントネーションの教材を作って指導に使おうと考えている。最初の状態を録音にとって、矯正後に聞かせるなど成果が見える形にすれば満足度も上がるのではないだろうか。

 

こうやってオンライン授業の内容について考えているうちに、この学校でやってきた自分の授業のやり方についていろいろ反省点が出てきた。

現在の学校は、三年制ということもあって、

1)1クラスが40~50人

2)学生間のレベル差がピンキリで、かつ大半の学生に学習の習慣がない。

という特徴がある。

そこで、自作教材「千本ノックQ&A」を作って、競争原理を働かせた暗記主体の授業を構成した。

 

これはこれでうまく機能した。多くの学生が夢中になって短文の暗記に励むようになったし、暗唱のチェックの過程で発音やアクセントの矯正もできたからだ。しかし、学生たちの夢中になった様子に満足してしまい、「会話」をどうやって習得させるかについて十分に突っ込んでこなかった。本来学生が自習でやるべき暗唱作業の付き添いを仕事としてしまっていたのだ。

 

今後、オンラインで教えることになるのか、学校で教えることになるのかわからないが、この4年間の反省を活かした新たな授業がやれればと考えている。