就職活動では毎度のことなのだが、(理由は何にせよ)退職の最初の衝撃が過ぎて就職活動を始めると、少しハイになる。

そして、どこかに応募するたびに、その地のことを調べて、こんな生活をしよう、あんな生活をしようとイメージを広げていくのだ。このイメージ作業は楽しいものの、かなりのエネルギーを消費する。2,3社を過ぎると、徐々に頭の中が朦朧としてきてイメージもぼやっとしたものになってきて、ようやく現実の厳しさに目覚めるという具合だ。

 

今回も同様で、まだ余裕があるから、応募をする度に引っ越し後の生活を想像して楽しんでいる。一粒で二度美味しいというやつだ。しかし、それもゴールデンウィークぐらいまでだろうか。いや、前回(この学校が決まったの)は7月に入ってからだから、本当に焦るのは6月に入ってからかもしれない。どうなんだろう。

 

A大学から断られた後、本格的に募集サイト巡りをして、かつ仲介会社と連絡をとったりした結果、現時点では59歳という年齢で全く望みがないというわけではない(なさそうだ)ということがわかってきた。少なくとも、年齢ですぐにはじかれてしまうほどに、大学の買い手市場であるということはないようだ。どこも若くて、経歴が良く、かつバラエティに富んだ科目を教えられるような教師を求めているようだが、そうした人材は多くはないのだ。いや、応募者そのものが、ポツリポツリといった感じでしか来ていないようにすら見える。

 

だから、年齢というハンデがあっても、給料が安いとかコマ数が多いだとかややブラックな就職先を選べば、意外とすんなり決まりそうだ。ただ、ブラックは何としても避けなければならない。でないと、毎日を後悔しながら暮らさなければならないからだ。それならば、一旦親戚Qビザに切り替えて、借りの住居でじっくりとチャンスを待ったほうがいいだろう。QビザからZビザへの変更は面倒だが、仕方がない。

 

もうすぐ中間テストだ。抜けがないように早めに準備しないとなぁ。