泡菜。ダイエットも兼ねて、夕食に食べることが増えている。他にチキンとかも食べるから、なかなか減らないけれど。
ここしばらく、「千本ノックQ&A」の教材作成に追われている。
まず、2年生の授業「オフィス日本語」用の教材が足りなくなった。選択科目であることにより、半数がやる気を失っているが、上位グループは奨学金獲得のために「A+」の成績を維持する必要があるからか、教材の難易度が増したにもかかわらず予想したほど勢いが弱まらなかった。むしろ暗記慣れしてきて教材消化のスピードが速まった。結果、教材を継ぎ足さざるをえなくなった。
1年生に関しても、教材消化のスピードが想定以上となっている。先週はいかにも辛そうにしていた学生も、ランナーズハイになったのか(?)、へばり具合が弱まっていた。「そんなに無理しないほうがいいんじゃない?」と声をかけると、「でも、みんなが頑張っているから・・・」と薄っすらと笑顔を浮かべて返事をしてきた。このまま行くと、上位陣に関しては、2年生が二学期目に仕上げた分を一学期目で終わらせてしまいそうだ。1年生用の教材は、2年生が使っていたものに手を加えて使用しているため、想定以上の消化により、こちらも教材の継ぎ足しを迫られている。
先週から課外活動として始めたQQグループでのクイズタイムに関しても、順調に進んでいる。全員ではないが、成績上位40%ぐらいの学生がノリノリで参加してくれている。
内容は、現在のところ、
1)商品の画像をアップして、日本語名を答えてもらう。
2)時間や日付を提示して、日本語で答えてもらう。
3)文法問題
4)ディクテーション
など、時々に思いついた問題を出している。
現在、「千本ノックQ&A」が一回限りの暗記になってしまっているため、今後は「千本ノックQ&A」で暗記してもらった内容についても、復習がてらこのQQグループでのクイズタイムで問題を出そうと考えている。課外活動だから、気軽にいろいろな問題形式を試せてとても便利だ。
授業外の作業だから自分の時間が少し圧迫されるが、気分転換にもなり、今のところ負荷は少ない。
このように、授業関連のことに関しては順調に進んでいる。しかし、良いことばかりではない。
一昨日のことだが、私の面倒を見る担当の、中国人A先生から「〇〇(私)先生が今学期で定年退職になるという噂が学生の間で広まっています。本当ですか?」という突然の電話があった。
「いや、そんなつもりはないですけど・・・。そういえば、先日の授業のとき、学生の一人が『〇〇(私)先生は来学期定年退職するんですか』というような質問をしてきましたね」と答えた。
「私(A先生)の授業のとき、学生たちがその退職の話で大騒ぎになったんですよ」
「そうですか・・・」
「一度、主任か、外国語学科の院長に確認したほうがいいのでは?」
「うーん、しかし、もしそう決まったのなら、確認しても仕方がないですしね」
「噂が本当だったら、どうなさるんですか」
「まあ、他の学校の仕事を探すしかないですよね」
「そうなんですか」
「他に選択肢がないので。いずれにせよ、来月には契約更新の話をすることになるので、その時結果がわかると思います」
「そうですか。早く確認したほうがいいですよ」
「はい・・・」
うーん。よくわからない。このA先生はおしゃべり好きで、余計なことをしてはトラブルを起こす先生だから、このA先生自身が噂の元凶なのではないかとの疑惑はあるものの、必ずしもそうとは言い切れない。年を取っているというのは、ある意味それだけでマイナス要因ともいえるから、若い先生が見つかれば私には辞めてもらおうという判断が下っても不思議ではない。主任や学院長との関係は特に悪くはないはずだが、懇意にしているわけでもないからだ。いや、いろいろプレゼント(中華干し肉とか)してもらっているにも関わらず、一度もお返しをしたことがないから反感を買っている可能性すらある。
このまま2,3年ここで働きたかったが、そうもいかないのかな~。(中国の)日本語教師募集サイトを見ていると58歳以下限定というのが増えているから、新たに探すのは難航する可能性が高そう・・・。一方で、もしこれが運命だというなら、新たな運命に身を任せてみたい気持ちもある。果たしてどうなるか、来月までのお楽しみだ。