ヤクルト・石井、引退試合で涙 「支えてくれた家族にありがとう」 | 東京ヤクルトスワローズ情報満載君のブログ
 東京ヤクルトは25日、広島に2対1とサヨナラ勝ちした。9回1死まで広島・前田健太に無安打に抑えられていたが、藤本敦士の安打からチャンスをつくり、畠山和洋の内野ゴロの間に同点。福地寿樹のサヨナラ打で勝負を決めた。また、今季で引退する石井弘寿が6番手として登板し、打者1人を三振に抑えた。

 以下は石井のコメント。目に涙を浮かべて語った。
「16年間、常に全力でプレーしてきました。そのプロ野球生活も今日で終わります。このような舞台を用意してくれたヤクルト球団、ファンのみなさま、最後まで残っていただいている広島ファンのみなさま、ありがとうございます。
 この5年間はリハビリ生活で1軍に上がることができませんでしたが、頑張れたのは神宮に戻ってくると信じてくれたファンのみなさまのおかげです。
 実は16年間で一度もお立ち台に立ったことがありません。そんな僕がこのような舞台であいさつできるのも16年頑張ったご褒美なのかなと思います。
 チームは必ず日本一を勝ち取ってくれると信じています。この素晴らしい東京ヤクルトスワローズをこれからも応援よろしくお願いします。
 最後に支えてくれた家族にお礼を言わせてください。ありがとう」

取材協力:野球専門誌 Baseball Times

【関連記事】
【試合詳細】ヤクルト 2-1 広島(Yahoo!スポーツ)
快進撃続くツバメの“名脇役”川端慎吾(2011.07.26)
ヤクルトの快進撃を支える宮本慎也のリーダー哲学(2011.07.17)
セ・パ新人王に輝くのは!?=達川光男氏が語る(2011.09.06)
プロ野球ドラフト2011特集

「この記事の著作権はスポーツナビ に帰属します。」