2021年11月27日 オリックス×ヤクルト(日本シリーズ) | プロ野球審判 採点・評価ブログ

プロ野球審判 採点・評価ブログ

テレビで観戦した際のNPB(プロ野球)審判の採点・評価をします。
このブログを通じて、日ごろ批判されることが多い審判への理解が、少しでも深まれば幸いです。
なお、評価する試合は、ひいきのチームのものに偏っています。

球審:吉本 6.5

一塁:山路 5.5

二塁:牧田 6.0

三塁:有隅 6.0

左:白井 6.0

右:深谷 6.0

 

吉本/延長12回、5時間の大熱戦であったが、最後の最後までゾーンはブレることなく、しっかり試合をさばけていた。

 

山路/5回裏の若月の二塁ゴロで判定はアウトも、オリックス側がリクエスト。映像を見ると、一塁手のオスナが送球を地面に落としているようにも見え、責任審判の有隅は「ドロップザボール」のゼスチャーとセーフの判定に覆した。グローブに覆われていて、山路の位置から見るのは難しかったとはいえ、完全捕球を確認するのは基本中の基本。じっさいに一塁コーチは堕ちていたところを見ていたわけなので、判定できないとはいえないだろう。また、一塁の牽制球をめぐってのリクエストもあったが、こちらは映像の角度が悪くて判断のしようがなく、セーフの判定が生かされた。