AC療法から始まり、ドセタキセル、そして分子標的薬へ。

トータルで1年半ほど通った化学療法室での日々。


今日は、その当時の「ささやかな楽しみ」について書いてみたよ。

 

私が化学療法を受ける日に、必ずやっていたルーティン。


それは、パン屋さんでパンを買って、点滴を受けている間に食べること🥐

「糖分って大丈夫なのかな?」「小麦は?」「クリームやバターなどの乳製品は?」
病気のことを考えると、そんな風に気にしてしまうこともあった。

でも、「せっかくの自分時間なんだから!」と割り切って、読みたかった本を読みながらパンを食べるのが、私にとっては楽しみの1つでもあった。

 

病院の中の小さなカフェ空間 🌿

化学療法室には、点滴を受けるためのリクライニングチェアがズラッと並んでいた。
それぞれのスペースを仕切るカーテンのうち、

2つだけ「カフェの写真」と「南国風の絵」がプリントされている特別なカーテンがあった。

 

私のお気に入りは、「カフェの写真」カーテン。
リクライニングチェアをグルっと囲むようにカーテンを閉めると、まるでオシャレなカフェの個室のよう。

 

私は朝イチで治療を受けることが多かったので、

かなりの確率でこの「カフェカーテン」のある特等席を選ぶことができた。

 

「追われる日々」からの隔離時間 ⏳

治療中もフルタイムで仕事をしていたので、平日はとにかくバタバタの毎日。
特に抗がん剤治療が始まってからは、「動けるうちに動いておこう」という意識が強く、常に何かに追われているような気持ちになることも少なくなかった。

 

だからこそ、仕事も家事も何もない状態で、

ただゆったりと座っていられる時間が貴重に感じられた。


イヤホンで好きな音楽を聴き、美味しいパンを食べながら、読みたかった本を読む。

一般的には「辛い」と言われる抗がん剤治療だけど、私にとっては、唯一日々のバタバタから隔離される時間でもあった。

 

日常に戻った今、思うこと 🕊️

治療が落ち着き、再び日々のバタバタとした生活に戻った今。
ふとした瞬間に、あのゆったりと流れていた治療室での日々が、なんだか懐かしく思えてしまう。

 

バタバタと夕飯作りながら、バタバタとスマホでこれを書いているの💦

 

では、またね。