こんにちは。
よしな薬局、薬剤師のなおっぺです。
今回は、【決定回避の法則】について、書いていきます。
決定回避の法則とは、
私たちは、選択肢が多すぎると選べないという現象です。
ご経験ありませんか？
多すぎるコーヒー豆の種類
多すぎるジャムの種類
多すぎるクラフトビールの種類
でも、おそらく皆さんは
お店の「オススメ」や「人気No1」などの目印を頼りに選べていると思います。
自分だけの力で選ばなければいけない場合、
選択肢が多すぎると、私たちは逆に選べなくなります。
さて、妊活をスタートした人も感じていませんか？
「やること、多くない？」
基礎体温、排卵日、排卵検査薬、タイミング、生理周期、食事、運動、睡眠、栄養、葉酸、検査値・・・
あげるとキリがないですよね。
しかも、若さが圧倒的に有利な世界。
時間との戦いでもあります。
こわ。
妊活を始める人には、めっちゃスタートダッシュをきってほしいと思っています。
というわけで、
【とりあえず、これ知っとこ！検査値３つ！！】
①風疹抗体
②甲状腺
③AMH（卵巣機能予備能）
理由を説明しますね。
まず①の風疹抗体。
これは、ぜひダンナさんも一緒に受けてほしいです。
赤ちゃんができたときに、風疹にかかると、
先天性風疹症候群（先天性心疾患、難聴、白内障など）のリスクが高まります。
妊娠を望む人なら、まずはこの抗体値がしっかりあるかを確認！
なぜ優先すべきかというと、
抗体値が低い
↓
ワクチン接種
↓
２カ月妊活お休み
（生ワクチンのため、この時期の妊娠は、よろしくないです）
このお休み期間が、妊活始めた時期によっては、もどかしい！！！
なので、早めに自分はどうなのか、知っておきましょう。
自治体によっては、無料で検査できるところもあります。
検索は
【〇〇（地域の役所名） 妊娠 風疹】で検索してみてください。
②甲状腺について
妊娠を望む人には、甲状腺の数値は通常よりシビアに見られます。
なぜなら、甲状腺機能は、
妊娠の維持や流産・早産にも関わってくるので。
これも、
不妊治療クリニックいく
↓
甲状腺ひっかかる
↓
専門医行ってきて
この流れのタイムロスが発生します。
甲状腺機能異常は自覚症状ないことも多いので、検査したことがなければ確認しておきましょう。
検索ワードは、
【甲状腺 外来 〇〇（地区）】で検索してみてください。
③AMH（卵巣機能予備能）
AMHは、抗ミュラー管ホルモンの略称です。
何が分かるかというと、
卵巣にどれぐらい卵子がいるかどうかが分かります。
AMHを早く調べてほしい理由は、
年齢と卵巣予備能は、相関しないからです。
つまり若い＝AMHも若いとは限らない。
これは、妊活に時間をかけられるかどうかの目安になります。
自分には、どれぐらいの時間が残されているのか。
タイミングでしばらく様子を見てもいいのか。
早めに病院に行くべきなのか。
検査は、婦人科系の病院で受けられます。
まだ、不妊治療のクリニックにいくのを迷っている方や、
忙しくて病院に行けないという方には、AMHセルフ検査のキットがあります！
もちろん、当薬局でも取り扱いをしています！
指先から少量の血液をとるので、不安に感じる方はサポートします！！
公式LINEを用意しているので、お気軽にご相談ください。
補足しておくと、
AMHが低いからといって、妊娠率も低いとは限らないので安心してください。
あくまでも、急いだほうがいいかの目安です。
他にも、ささいなことでも、疑問があればお答えしますよ
効率よくスタートをきりましょ～