こんにちは。
よしな薬局、薬剤師のなおっぺです。
今回は、前回の「返報性の原理」に引き続き、
応用編の「フットインザドア」について書いていきます。
フットインザドア(foot in the door)とは、
最初に小さな要求を承諾させてから、段階的に要求内容を大きくしていき、最終的に目的である要求を承諾させる方法のことです。
セールスマンが、とりあえず「ご挨拶だけでも」とドアの内側に足を踏み入れる様子からきているようです。
私たちの生活の中でいうと、
・無料サンプルをもらう
・家電のお試しサービス
など、フットインザドアを使った手法で営業が行われています。
フットインザドアのテクニックは、ビジネスだけでなく、
家庭でも使っていくことができます。
妊活中の人は、何かしらパートナーさんに「コレやってほしい」という場面がでてくるのではないでしょうか。
そんな時は、フットインザドアのテクニックを使ってみてください。
・病院に行ってほしいのに、抵抗があると断られる。
→男性専門のクリニックのパンフレットを見せてみる。
・タイミング取りたいのに、寝てしまう。
→一緒に温かい飲み物を飲む時間を作る
・締め付けのきつい下着はやめてほしいのに、同じものを履き続ける
→試しに1着、用意してみる。
ここだとOKかな~のラインを見極めて、
さりげなく提案してみては、いかがでしょうか。
ケンカになったりすると、仲良しのタイミングを取るのも難しくなりますし、
ご夫婦が笑顔でいられる状態が、妊活中のベストコンディションです!!