マクヌガラン王宮とトリウィンドゥ市場 | ソロだより〜スラカルタ

ソロだより〜スラカルタ

ジャワ島の古都、ソロ(スラカルタ市)で日本語パートナーズ11期として半年間過ごした日記です。
2019.8-2020.3

今月末と来月末に、友人がソロに来てくれるので、やっと本腰入れて観光スポットをチェックしています。メインな観光スポットは未踏でまだまだ押さえきれていないのですが、とりあえず必須と思われる二箇所に行ってきました。


わたしの休日(のみならず、旅先でもほぼパターン変えないですが)の過ごし方は、「半日モリモリ動いて、半日爆睡またはダラダラ寝転がって本読んで過ごす」というルーティンなんです。

この無駄な行動パターンは、好奇心旺盛で、なんでもビックリ感心しちゃうため、一日中動き回ると受けた情報を自己整理しきれないというアホさからくるわけです。

この日は午前中、雨季の晴れ間か?と思われる雲と風の多い過ごしやすい日でした。それでも最高気温35度くらい、気になっていたスポットに寄り道しながら帰ったら、2キロは最低歩いたみたいです。帰宅したら汗だくでバテバテ、ドロドロ、めっちゃ怖い人になってました。よって、午後からは半日寝て過ごしました。ナイスな休日。


朝からまずはじめにマクヌガラン王宮に行きました。入場料は20,000ルピア、150円程度です。それ以外にガイドさんをつけることが必須なため、英語ガイドさんをおねがいしました。ガイド料は任意ですが、一応ガイドブックに書かれているとおり相場でお渡ししました。


ソロには2つの王宮があります。もともとひとつだったものが喧嘩別れして2つになったそうですが、マクヌガラン王宮の方はその後ジョグジャカルタの王宮に続く新王家となりました。

もう一つはカスナナン王宮、行った記録は↓ブログ記事です。ちなみにこちらは本家なのにかなりの質素度でした。割とそういうの好きですが!

https://ameblo.jp/np11indonesia-solo-misa/entry-12525798718.html


マクヌガラン王宮の大理石の床や置物はイタリアを始め海外から取り寄せたそうですが、それでもなぜかソロのホンワカした古さを感じます。
木がたくさん使われているからかなと思ったり。
この奥は博物館になっていて、内部は撮影禁止です。
マジャパヒト王国時代の発掘物や、諸外国との交易の歴史が見れる展示はなかなか面白かったですが、突っ込んだ話が聞けず、残念でした。

下の建物全体像は、ソロに多い屋根、ジョクロ様式というジャワの木造建築スタイルで、下記の研究を参考に読ませていただきました。ちと難しい〜💦


たくさんの柱で支えられ、3部隊のガムランが配置されています。
水曜日と土曜日10時からは演奏を聴くことができます。




ガムラン演奏の舞台上天井の模様はとても素敵です。
緑はイライラ、オレンジは不安、黒は食欲、白は性欲、紫は悪い考えから人の心を守り、赤は魔除けなどの意味があるそうです。

ここは、現在でも王家が生活をされており、来賓を迎えて面会したりする貴賓室がたくさんありました。庭もモダンに整理され、そんな王宮をぶらぶら一般人が(百均サンダルでブラブラ)散策できるのはとても良いなと思いました。ちなみき、めっちゃ観光客少ないです✌️
次は演奏の時に来たいなと思います。

王宮の散策を終えたあとは、前から気になっていたトリウィンドゥ市場へ。市場というより二階建て巨大蚤の市エリアという感じです。

玉石混交、おそらく古く作って販売されているものも多いですが、なかなか見ごたえあり、楽しいです。
古い日用食器もかわいらしいです。


どっさりおかれていて、ひとつひとつ見だすとすぐ時間がなくなりそう!いくらでもいれるわたし。

この市場の良いところは、お店の人があまり商売っ気なく、お客さん放置状態で自由に見て回れることです。
市場の周りもザ・ソロという雰囲気で居心地良かったです。


この日は、いつものお気に入りカフェで休憩したのち、手書き高級バティック店をひとつチェックし、花市場から家まで延々と歩いて帰りました。ソロの人にとったら、こんな暑い中歩いているなんて、あほちゃうか、気が触れたのか?!という状態らしいです。
が、わたしの生涯の本業は、徘徊(笑)←表向きは真面目に生きてますが😁
ちょっと風や雲がある日には、これからもソロで気のむくまま歩き続けます。


おまけ

ソロは歩いていると、ふと渋い建物に出くわします。ジャワ語で書かれた廃墟、すごーくいいですね。
ちなみに、わたしが今超気になっている元豪邸?廃墟も近くにありますのでいつか虫除けスプレー完備で写真撮りに行ってきます✌️