寝不足が食欲を爆増させる!? 知られざるホルモンの罠と体験談 | フィーラン信江/栄養睡眠コンサルタント

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このブログでは薬に頼らず良質な睡眠を得る方法や、健康を維持するための正しい知識をお届けします。

「寝不足だと、なぜか食欲が止まらない…」って経験、ありませんか?

 

実は、これはただの気のせいじゃなくて、体の中でホルモンが暴走している証拠なんです。

 

睡眠不足が続くと、私たちの体はレプチングレリン、さらにはエンドカンナビノイドといったホルモンたちが働き、無限食欲モードに突入するんです!

 


1. まずはホルモンのメカニズムをサクッと理解しよう!

食欲に影響を与えるホルモン、実は3つの主要プレーヤーがいるんです。こいつらが、私たちの胃袋を完全にコントロールしてるんですよ。

  • レプチン: こいつは、満腹感を感じさせるホルモン。十分な睡眠を取っていると、レプチンの働きが正常で、「お腹いっぱい」って感じやすくなります。

     

  • グレリン: 逆にこいつは、食欲を刺激するホルモン。睡眠不足になるとグレリンのレベルが上がり、食欲が止まらなくなる。

     

  • エンドカンナビノイド: さらに、睡眠不足になるとエンドカンナビノイドが増加。これがおやつやジャンクフードへの欲求を強め、食欲をコントロール不能にします。

だから、寝不足だと、ついお菓子や高カロリーなものに手が伸びてしまうんです。

 

 


2. 実験で明らかに!睡眠不足が摂取カロリーを爆上げさせる

これ、ただの感覚じゃなくて科学的に証明されているんです。

 

実際の実験では、1日5時間しか寝ない人は、睡眠が十分な人よりも摂取カロリーが約300キロカロリー多くなるって結果が出てるんです!

 

その理由は、睡眠不足で食欲を抑えるレプチンが減り、グレリンやエンドカンナビノイドが大暴走するから。

 

結果として、無駄に間食したり、夜遅くに高カロリーな食事を摂ることが増えてしまう。

 

私も、仕事が忙しくて睡眠時間が削られている時期、めちゃくちゃジャンクフードが食べたくなったことが何度もあります。

 

カップラーメン、ポテトチップス、夜中に手が勝手に動いてました…。

 

でも、これもホルモンのせいだったんですよ!

 


3. 実体験からの教訓:睡眠不足で食欲が止まらない日々

実際に、私自身も忙しくて睡眠が少なかった時期、朝から異常な食欲に襲われていました。

 

「寝不足だし、今日はご褒美にスイーツでも…」なんて言い訳をして、甘いものや高カロリーな食べ物に手を伸ばしてしまうことがしょっちゅうありました。

 

でも、ちゃんと7〜8時間の睡眠を確保するようになってから、驚くほど食欲が安定して、無駄な間食が減ったんです。

 

しかも、睡眠をしっかり取ると、自然に食べ過ぎなくなるから、体重管理もラクになりました。


4. 睡眠不足が招く「食欲爆発」を避けるために今すぐできること

ここで強調したいのは、睡眠の質を上げることが食欲をコントロールする鍵だってこと。

 

寝不足が続くと、ホルモンが乱れて食欲が暴走するから、まずはしっかり寝る習慣をつけることが最優先。

  • 規則正しい睡眠時間を確保: 毎日7〜8時間の睡眠を意識的に取るだけで、レプチンやグレリンのバランスが整います。

     

  • 寝る前のスマホ断ち: 寝る前のスマホやテレビを避けることで、睡眠の質がアップ。これが、ホルモンバランスを保つカギ。


まとめ:寝不足で食欲が暴走しないよう、まずは睡眠を見直そう!

食欲をコントロールするのは、ダイエットの基本。

 

でも、いくら頑張っても寝不足が続いていると、ホルモンが乱れて食欲が止まらなくなる

 

だからこそ、まずはしっかり寝ることが重要なんです。

 

私も睡眠を改善して、食欲が安定したことで、無駄な間食が減り、体重管理が楽になりました。

 

「食べ過ぎてしまう…」と悩んでいるなら、食事制限よりもまずは睡眠を整えることから始めてみませんか?