お母さんのことも、よくわからない。
お母さんは私が中学生のときに壊れた。
原因は、悲劇のヒロイン気取りでバカみたいだけど、私にある。
きっかけは、お兄ちゃんの高校受験失敗。
それか、不倫相手との別れ。
もう一つ候補を挙げるなら、お父さんとの性格の不一致かな。
お母さんは私たちをほんとに大事にしてくれてたから、お兄ちゃんが高校に落ちたとき、耐えられなくなった。
だから、私には絶対進学校に、正確にはお兄ちゃんの志望校の高校に合格させようとしてた。
でも、私は当時は部活が一番好きで、一番頑張りたかったから、勉強は疎かにしてた。
頑張らせたいお母さんは、毎日躍起になって、私に勉強させて、ずっと見張り続けてた。
何時間でも、私と一緒に行動して、ずっと睨むように見張ってた。
ちゃんと勉強してるのか、悪い誘惑が近づいてきてないか。
どれだけ異常な光景だったか、私は当事者だからわからない。
それでも、私は高校に落ちた。
滑り止めの高校も素晴らしい進学校とは言われていたけど、お母さんは納得できなかった。
そのころ、お父さんはほとんど家にいなかった。
ずっと海外出張で、3ヶ月連絡がつかないなんて、ザラだった。
長くなるから、続き書きます。