高校に上がったころから、お母さんはもっとおかしくなった。
毎日のお酒の量が増えて、キッチンドリンカーであり、アルコール依存してるのは確実だった。
ただ、介護の仕事のときはさすがにちゃんとしていた。
ある日、お母さんに言われた。
「今度お母さんの介護の施設で、クリスマス会するから、来なさい」
お母さんに逆らったことのない私は、素直についていった。
そのときは色々な人に紹介されて、私はずっとペコペコ頭を下げてたんだけど、その紹介された人の中に 山下さん、という男性がいた。
山下さんを紹介したお母さんの目でわかった。
お母さんはこの人のこと好きなんだって。
悪いこととは知りつつ、私は帰ってからお母さんの携帯を見た。
見てる間はすごくドキドキしてそしてただただ、怖かった。
お母さんの携帯には、不倫がわかる内容のメールがたくさんあって、そのほとんどが山下さんからだった。
でも、その中に山下さんじゃない人がいた。
仮に工藤さん、にしておく。
続きます。