性的なマイナリィーを表現する言葉として、LGBTというものがある。

 LGBTとは、いわゆるレズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとっての総称ということになるが、一般的には性的なマイナリィーを示す言葉として使われている。

 

 今回の統一地方選挙でもLGBTを掲げる候補者が多く登場して、、この新宿区でもLGBTの代表として、多くの票を獲得した議員もいたが、ようやく世間的にこの問題が認知されてきたのだろう。

 

 私個人としては、このような私的な問題を強く推進する立場でもないし、逆に毛嫌いして批判するという立場でもない。

 一定の有権者の声として尊重するべきものと考えるしかない。これは「NHKから国民を守る党」に対する態度と同じである。

 

 それにしても、ロックミュージックの世界では、早くからこのテーマは取り扱われてきた。早くからというと、もう半世紀も前からだ。

 

 いくつか具体的な作品をあげたい。

 

 まずもって思い浮かぶのは、自らをバイセクシャルと公言していたデヴィット・ボウィの「レディー・スターダスト」、名曲である。

 

 さらにヒット曲も。キンクスの「ローラ」。

 

 あ、一番の作品を忘れていた。

 ルー・リードの名作中の名作、「ワイルドサイドを歩け」、これもLGBTの作品だった。