今日は選挙戦最終日、良い天気である。
もう配布するビラも打ち止めになってしまった。残すは恒例の目白駅で豊島区の小林弘明候補と合同で実施するマイク納め(これも古い選挙用語だな)のために残しておいた100枚ちょっとの在庫しかない。
だからというわけではないが、これから4時くらいから宣伝カーで区内を回ろうかと思っている。
選挙戦最終日は、本当に宣伝カーが多く、どの陣営も絶叫調になるから、そんなに目立たないかもしれないが。
それにしても、先日私の宣伝カーが「気が抜けている」と批判した方、「最終日はお願いスタイル、助けてください、がいいんだ」と言っていた。
「助けてくれ」ねえ。
私も余裕綽々というわけではないが、5期20年も議員を続けてきて、今さら「助けてくれ」では逆に、「この人、何か不祥事やトラブルを起こしたのか?」とも思われかねない。
仕方がないから、ジョンの「ヘルプ」(ビートルズ)でもバックに流そうかな。
演説するといっても、結局、防災対策、高齢者福祉、子育て支援などありきたりな話になってしまう。
それこそ、個性的に「NHKをぶっ壊す」とでも訴えていけば注目もされるが、別にそんな奇をてらった政策は持ち合わせていない。
「新宿区を変えていきます」といっても、それこそ先程の話ではないが、長年にわたって現職議員を務めてきて、今さら何かを変えるでもないだろう。
それよりも親しみやすさと安定感を訴えた方が良くないだろうか。
それでも、私が初当選した頃に比べて、区政も議会も変革してきている。
つまりは「急激な変革」ではないが、ステップ・バイ・ステップの漸進的な変革なのだ。
少しずつでも良い方向には進んでいるし、時代の流れにも対応している。
今後はポールの「ゲッティング・ベター」(ビートルズ)でも流すとするか。