選挙期間中になると、街中で見かける宣伝カー。

 これは選挙に必要なものなのか?

 私は基本的には不必要なものだと思っている。

 選挙と言えば、大音量の宣伝カーというのは、古い固定概念でしかない。

 そもそも宣伝カーによる連呼はうるさいし、人迷惑である。

 

 それにしても、どうして宣伝カーで話す候補者やウグイス嬢は絶叫スタイルになるのだろうか。

 そして、その叫ぶ言葉が空々しい。

 「新宿区のために働きます!」~こんなの当然のこと、だいたい新宿区議会議員になろうとする人が、港区や渋谷区のために働くのか

 「みなさまのために全力で頑張ります!」~全力で頑張るのはみなさまのためではなく、自分の当選のためだろう

 「命がけで取り組みます!」~大統領選ならともかく、だいたい地方選挙に「命」をかけられてもなぁ

 

 というわけで、私は宣伝カーはほとんど使わない。ドライバーにも、気が向いた時に適当にテープでも流しておいてくれと指示する程度だ。

 そもそも公職選挙法上、マイクは1本(音源はひとつ)しか使えない。だから駅やスーパーで街頭活動している時は宣伝カーは使用できない。

 よく同時進行で数カ所で音を流す候補者もいるが、これは基本的には選挙違反ということになる。

 そんなことから、街頭メインの私にとっては、宣伝カーはほとんど不必要というわけだ。

 だから、新宿区内でのづケンの宣伝カーをあまり見かけなくても不安にならないでほしい。

 

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写真が横になってしまったが、今回の選挙で即席で誂えた宣伝カー。看板ではなくポスターを貼った。

日常活動で活躍している看板、音響フル装備の私の宣伝カー(通称:のづ号)は、現在多摩地域の新人候補者に貸し出ししている。