夜間相場なるものが導入されてから、CXの世界もほぼ24時間体制となった。

 しかし生身の人間には睡眠が必要であるから、当然就寝前に先を予想して指し値を入れておく。


 ただ最近の相場環境はボラタリティーが高く、一晩にして値段が急激に変動するから厄介だ。

 そんな時は、指し値の場合も両建てにしておく。

 たとえば買いである価格に指し値を入れておくと同時に、そこからさらに上の価格で売りの指し値を入れておくようにする。(当然、売りの指し値はある程度きつめに入れておくのだが)

 

 こうすると、大概は買いの指し値のみが成立するものだ。

 しかしごくまれに買いと売りの指し値が両方成立することもある。この場合は、すでに両建てで利パッチ(含み益が確定)していることになり、とても嬉しい。(売りの指し値はきつめなので、その利益も大きいのだ)

 そして、さらにごくごくまれに、買いと売りの指し値が両方成立して利益が確保された上に、朝起きた時の価格が売りで成立した値段よりもかなり下がっている時がある。これなどは最高である。


 なかなか睡眠中に、そこまでうまくいくことはないのであるが、ごくまれに、年に数回は、価格の急激な変動によりそんな幸運がもたらされるというものだ。

 

 なぜ、こんな話を書いているかというと、その幸運が今朝起こったのだ。

 ガソリンの価格変動は熱いぜ!