先ほどのせんべいの話に続いて、またしてもフードの話ですが、これはどうしても書いておきたい話なのでご容赦いただきたい。

 午後、スタッフと事務作業をしながら、せんべいの話で盛り上がった時に、話題に出たのが表題にある「太陽のトマトラーメン」だ。

 さっそく本日の夕食にと、新宿駅南口のミロード7階にある「太陽のトマト麺」のお店に出かけた。このトマトラーメンとはいかなるものか?


 完熟トマト味の濃厚スープのラーメンに、チーズやあさり(ボンゴレを意識してか)などの具をトッピングで混ぜて、お好みでタバスコをかけて食べる。最後に残ったスープを、フライドオニオンをまぶしたライスにかけてリゾット風に食する。

 ここまでを文章で表現すると、「なんでそんなものが美味しいのだろうか、気持ち悪い」と思われる方も多いと思う。しかし、これが本当に美味しいのだ。そして店内を見渡すとよくわかるが、特に若い女性の方々に大人気なのだ。

 私も話だけで聞いたイメージでは、とてもまともなラーメンには感じられなかった。「騙されたと思って食べてみなさい」の友人の薦めで食べてみた。だけど、これが絶妙に美味しい。人間の食に関する感性なんて、そんなものなのかもしれない。


 「君も騙されたと思って、一度チャレンジしてほしい」