今日は幕張メッセまで、ペット業界の関連企業や団体が集まるイベントに行って来ました。
その中で行われたセミナーにも参加して来ました。
いよいよ動物愛護法の改正に向けて、具体的に動き出していますが、今日は関係省庁の現場担当の方や獣医師の先生方、関連団体の方など、色々な立場の方々のご意見を伺うことができました。
動物取扱業に関するパブリックコメント募集についても話題は出ていましたが、動物取扱業に限らず広い面での改正が望まれているんだな~というのが感想です。
中でも特に印象に残ったのは、日本獣医師会会長の山根先生のご講演です。
新しい動物看護職資格の件で、お名前は良く良く存じ上げていたのですが、直接お会いするのは初めてでした。
初めてお話を伺ったのですが、山根先生の動物に対するお考えに共感しました。
愛玩動物や展示動物に限らず、産業動物や実験動物に至るまで、獣医師として、日本獣医師会の会長として、堂々とご意見を述べられていたことは、私も日本の獣医療関係者の一員として、とっても嬉しく思いました。
特に、福島県の原発事故によって、警戒区域内に置き去りにされているペットや家畜などの動物達に対する山根先生の思いは熱く、事故直後から関係省庁へ働きかけて下さっているそうです。
それでもなお、このような悲しい現実が続いているということは、早急な対策を講じなかった日本政府にも責任があるとのこと。
そして、まだ生きている動物達を具体的にどのように救済するのか、民間企業からの経済的・物理的支援があることもお話しされていました。
先進国だと言われていた日本で、考えられないような事態が起こっている事実。
日本のメディアは報道規制がされていて、一般国民には圏内の地獄絵図のような光景は見られないようになっており、一部の関心がある人達だけが、インターネットで現実を見ているようです。
それに比べ、海外のメディアの方がインターネットの動画サイトなどにアップされている圏内の動物達の様子を報道しており、欧米諸国などからは、日本の動物福祉の悲惨さに非難の声が上がっているとのこと。
山根先生は、日本獣医師会の会長として、この事実をどのように諸外国へ説明したらよいか、困惑していらっしゃるとお話されていました。
法改正だけでなく、政府から根底的に変えていかないと、日本国民と動物達の未来は不安だらけですね。
いやいや、今日は本当に勉強になりました。
是非とも学生達に聴かせたかった!!
チャンスがあったら、授業でも触れたいと思います。
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