大暑の候、皆さま いかがお過ごし

でしょうか。

土潤溽暑(土潤いてむし暑し)の通り、

熱気と湿度の高い今日この頃です。

 

 

 

アガパンサス(紫君子蘭)が咲き始めた

と思ったら、あっという間に満開となり

ました。

 

 

 

7月27日に予定されていた浦安の花火大会。

台風6号の接近で、順延日の翌28日に開催

されました。

今年は梅雨が長引き、各地で大雨が続いて

気温も上がらず、このまま冷夏となるのか

な、と心配していましたが、8月となり

一足飛びに夏らしい暑さに突入しました。

暦の上では8日頃がもう「立秋」ですから、

慌ただしいことこの上なくも、体調管理は

くれぐれも怠りなきよう、夏を乗り切って

行きましょう!

 

 

 

市川浦安第5区市民連合は、引き続き

3,000万人署名 を行っています。

 

 

 

8月は夏休みがあり、お盆があり、そして

15日には「終戦記念日」として、各地で

「戦没者を追悼し平和を祈念する」行事が

行われます。

 

数年前に子どもから、学校の授業のなかで

先生が「戦争は科学技術を発展させる面も

ある」と発言したと聞いた時は、「そんな

見方もあるのかな」という範疇を超え、

驚かざるを得ませんでした。

技術者ではない、教師がそのように教育の

場で、発言してしまうことの“軽々しさ”。

2019年は戦後74年になり、自分の父母が

戦争を経験した最後の世代です。

平均寿命が50歳前後だった頃から比べる

と、私たちを取り巻く世界・社会も格段に

整えられてきましたが、その分、いかに命

から遠いところに、生きているのかを痛感

させられました。

「いじめをなくそう」、「虐待をなく

そう」、「人の痛みを知ろう」、

「みんなと仲良くしよう」云々と教える

現場で、「戦争」時下はあまりにも遠く、

教科書のなか、テレビのなかのことでしか

ないのでしょうか。

 

 

 

「平和」であることが退屈だとか、ボケる

とか言う人がいます。そんな風に思えて

しまう気持ちをわからないわけでは

ありません。が、この世界で「平和で

あり続ける」ということが、どれだけ

困難なことであるのか。その点に

ぜひ目を向けていただきたいと

思います。

 

信念と本質的な強さが、「平和であり

続ける」ために、どれだけ必要である

のか。意識的にその態度を選択しようと

したことが一度でもあるならば、誰もが

その厳しさを知っているはずです。

同時に、貫くことはもっと難しく、平和を

保つことの尊さに気づくことが出来る

ためには、挫折を繰り返しながらも、

生きて学び続けることが何より重要です。

 

人の姿に学ぶとは、人の受け取りの

スキルによって、その内容やレベルは

一定ではありません。ですから「わか

った」からといって学んだことには

ならず、自分なりに吸収したことが

人となりや生き方に顕れてこそ、

初めて真価となるものです。

 

私たちは「戦争」の悲惨さを伝える

とともに、親は子に、そして社会に

おいては大人として、自らの姿を

もって「平和」の意義と責任の重さを

示していかなければならないと

思っています。

 

夏が巡り来るたびに、日本人として私は

平和の意義を噛みしめるのです。