2019参院選を終えて②と題しましては、

社民党の街宣に加わり、選挙戦に

参加した振り返りです。


社民党の千葉県の市川総支部では、

仲村みお候補の応援を行いました。

 

仲村みおさんは、沖縄復帰の

1972年生まれの「復帰っ子」で、

琉球新報記者を経て2002年、

沖縄市議に初当選し、08年には、

県議に初当選し、3期を務める

ベテラン女性議員です。

 

社民党のソーシャルビジョン 

① 社会を底上げする経済政策

② 平和と平等の共生社会

③ 脱原発で、持続可能な地域社会


3つの柱のなかでも、②は、彼女ほど

説得力を持って訴えることが出来る

適任者はほかにいません。

 

琉球新報社 は、「初出馬の今回、比例

代表で党が獲得した1議席を前党首と

競った形となった。一歩届かなかった

が(略)」と、「社民の仲村未央氏は

落選確実 参院選比例代表」の記事で、

その健闘ぶりを綴っています。

(*琉球新報電子版)

 

社民党は、今回の参院選前の6月に

又市党首の病気による手術・療養からの

公務復帰の記者会見で、改選の参院選不出馬

の表明がありました。

(*朝日新聞デジタル)

 

巷では社民党の“政党要件”の行方に注目が

そそがれていました。先の記事にあるよう

に、比例代表で1議席を獲得したことで、

公職選挙法と政党助成法上の政党要件を

維持しました。今回、その席に吉田忠智・

前党首が着き、政界復帰となりました。

 

「第25回参議院議員通常選挙の結果

 について(声明)」社民党HP 

あがっています。

 

 

 

街宣をしていて感じたこと。

それは、30代40代と思われる

女性の反応が日増しに多くなって

きたことです。

 

 

社民党は今回、(*社民党HP

「憲法を活かす政治」によって、誰もが

平和で、安心して共に生きられる「支え

あう社会」をめざし、候補者を先頭に

全国各地で社民党への支持を訴え、17日

間の選挙戦を走り抜いてきました。

 

 

 

「アベノミクスというけれど景気回復の

実感がない」、「消費税がこれ以上

上がったら暮らしていけない」、

「老後2000万円が自己責任なんて

とんでもない」、「安心して大学で勉強

したい」、「非正規を作ったのは政府の

側だ」など、みなさんの今の政治に

対する痛烈な思いをしっかり受け止め、

社民党は、家計を温めて社会を底上げ

する経済政策へ転換するとともに、

安心の社会保障と雇用への立て直しに

全力で取り組みます。

 

上矢印この点において、ことに強く女性の

アンテナに訴えが響いたと感じています。

理詰めの演説や統計で説得・納得する

男性とは違う、感覚で流行や先行きが

読める。こういう感性は、やはり女性の方が

鋭く、ポイントを掴むセンスは的確だなと、

その能力には頭が下がります。

そして、女性はここから考え始める。

手堅いですよね。


年金問題が老後の命に関わると感じた

女性も多かったのではないでしょうか。

その通りだと思われます。

また、独身のまま老後を迎える危機感にも、

鋭く反応したと考えられます。自分の親の

問題や、仕事の環境など、抱えるものの多さ

が具体的に見えてくると、どこに生き甲斐を

見出だせるのだろうか?

政治を自分ごととして、とらえようという

意識をもった方々が、自ら社民党のパンフ

レットを手に取り始めた。そんな印象、

手応えを感じたのが、この参院選でした。