千葉県の市川浦安第5区では、

自由民主党の石井準一候補、

立憲民主党の長浜博行候補、

自由民主党の豊田俊郎候補、

日本共産党の浅野史子候補、

N国党員の平塚正行候補、

安楽会党員の門田正則候補

という顔ぶれでした。

 

私達、市川浦安市民連合としては

立憲民主の長浜さんと共産党の浅野さんを

応援しました。

 

結果、当選は

自民の石井候補が 698,993票 で1位、

立憲の長浜候補が 661,224票 で2位、

自民の豊田候補が 436,182票で3位

となりました。

今回9回目の国政選挙挑戦の浅野候補は

359,854票で4位の得票でした。

 

選挙戦の途中『日刊ゲンダイ

最終議席予想は安倍敗北 

 改憲勢力75議席で 3分の2に届かず」

(公開日:2019/07/20 15:00)と題した当落予想

記事に、「複数区では東京と千葉が当落線

上で、最終盤になって野党候補の追い上げが

勝ってきている。(中略)共産党は選挙区で

堅調。東京と埼玉が当選圏内、神奈川と京都

も優勢で、千葉でも自民と大接戦を繰り広げ

ている。」として

「千葉の豊田氏はこれで落選危機?

 (桜田前五輪相が応援)(C)日刊ゲンダイ」と

掲載した。

 

参院選投開票日前日の7月20日、東京・

秋葉原で最後の街頭演説の前、30分の時間

を割いて、JR市川駅に安倍晋三首相が

直々にやって来た。

その様子は、桐島瞬氏 2019.7.21 

『 週刊朝日 ※週刊朝日オンライン限定記事

に、こうある。


「安倍首相の街頭演説で170センチの

 巨大立札が 50枚以上も登場 

 公職選挙法の規定より大きいが…」

 

記事によると、公職選挙法でポスターや

立札などを使う際に決められた細かい

使用規定にてらし

「電柱にくくりつけられていた立札のサイズ

は縦が約170センチメートルで、証票は

どこにもつけられていなかった。しかも、

数は2枚どころではない。

1本の電柱の裏表に1枚ずつ張り合わせる

ように付けられたものが、国道14号線沿い

に約50メートル間隔で並び、その距離は

1キロメートルに達した。市川駅前も含め

れば、立札の数は軽く50枚を超える。」

秋葉原は以前に帰れコールを浴びたことも

あって、最終日リベンジ街宣としても、その

直前の30分しかない時間を割いて、安倍

首相本人が千葉県の市川市に来た。

それだけこの地区に力を入れたということが

うかがえる。

下馬評で豊田候補は浅野候補に負けていた

からだ。それを挽回する、強力なテコ入れと

なった。タテ看だけでも圧倒する数だった

が、やはり厳戒ぶりは異様だった。

安倍首相が到着する「3時間以上前から

周辺には多くの警察官が配置され、国道

から駅に向かう交差点には不審車の侵入を

防ぐバリケードも置かれた」。

「投入した警官は数百人規模。制服警官が

目立つが、実は私服警官のほうが多い」。

千葉県警関係者の弁を取った桐島氏の記事

からも、自民党の取る措置の異様さが、

わかるのではないだろうか。

私服警官の腕章や立てた旗には、その

所属の組名が入っていたから、機動隊も

かなり混ざっていたことがわかった。

警察官や機動隊はいったい何に対して

構えているのだろうか。この出動要請は、

単なる交通整理とはおのずと違います。

そこに何が起こるというのだろうか?

治安を守るという、その職務からすると、

“安倍首相が来るところ、治安が乱れる”

ということなのだろうか。

街宣ひとつとってみても、与党、自民党が

その立場と他者との境界線、線引きを

どのようにとらえているのかは、一目瞭然だ。

過密の人出のなかで、人が怪我をすることの

ないように、選挙の街宣によって、町の、

その場の日常生活が妨げられないように

“配慮する”、という思いとは、真逆の動機・

発想がそこにはある。

それは、“自守、自衛”をどのようにとらえて

いるかに通じているからだ。

 

<参院選>自民、選挙区勝ったけど 

全有権者2割支持 議席占有は5割超

東京新聞 TOKYO Web 

 

記事では、「比例代表の得票率を分析する

と、与党は合計で48.42%、立憲民主、

国民民主、日本維新の会、共産、社民、

れいわ新選組、NHKから国民を守る党の

野党7党の合計は50.12%だった。

比例代表での獲得議席数は与党が26、

野党が24だったが、得票率では逆転

した。」としている。

 

千葉県第5区の市川浦安としては、

春の市議会議員選挙で浦安では、

日本共産党は議席を減らしたが、

参院選での浅野候補は票を伸ばしている。

 

 

矢口の個人的な総評として、

第5区市民連合のこれまでの地道な

活動がじわじわと効いて来ている! 

という手応えを感じた選挙戦だったと

言えます。

 

 

市民の声を国政に!

継続は力なり!