私たち夫婦は、
通勤と子供のお迎えの利便性を考えて
ずっと駅チカのマンション住まいでした。
ダンナが単身赴任だったこともあり、
この便利さから抜けられず・・
いつかは一軒家に
引っ越したいと思いながらも
なかなか実現できず・・
でも子供ももうすぐ小学生に上がるし、
税金対策のこともあるし、
今年に入ってから、
ぼちぼち土地を探し始めていました。
そんななか、偶然にも
理想の土地に出会い、
マイホーム計画が始動したワケなんです
→色々まわった住宅展示場。
これは隣の県まで行った時の写真です。
インテリアも参考にしました!
無事、ハウスメーカーとも契約し、
間取りを考えてたある日のこと
ワタシ 「必要な部屋は、LDKでしょ、寝室でしょ、子供部屋でしょ、それから客室、小上がり和室、書斎、夫婦のファミリークローゼット・・そんなもんかな。」
ダンナ 「オレの趣味部屋が欲しい。」
ワタシ 「は~!?趣味部屋って、もしかしてアレ?」
そう、ダンナは何を隠そう、鉄男クン
鉄道模型が大好きなんです
でも、今のマンションでは場所がないので
実家の押入れに眠っています
私の部屋なんてないのに、
ダンナの趣味部屋を作るのは
贅沢だな~と思いましたが、
その分、お金は出すという条件で許しました。
で、ダンナが言うんです
ダンナ 「鉄道模型をしまっておく、収納もいるよな。この部屋に収納を付けよう。」
ダンナが提案したのは、
1畳ほどの小さな収納。
特に反対もしませんでした。
その後の設計士さんとの打合せ
趣味部屋を作りたい意向を
伝えたのはいいんですが、
ダンナが突然おかしなことを言い出しました。
ダンナ 「趣味部屋の収納は、やっぱり、クローゼットにしてください。ポールも付けて、服がかけられるように・・。」
ワタシ 「えっ?何それ。趣味道具をしまっておくのに、クローゼットにする必要ないんじゃないの?」
ダンナ 「はじめは趣味部屋だけど、そのうち別の目的で使うかもしれないし、汎用性を持たせたいんだよ!」
かなり強く反対しましたが、
ダンナに強引に押し切られました
その後、家に帰ってきて、
ダンナが色々書き込んだ家の図面を
見ていたんです
そうしたら、
鉛筆でこう書きこんでありました
いまの息子の部屋になる場所に、
子① (子は子供部屋という意味)。
趣味部屋になる予定の部屋には、
子②。
それを見て、ハッとしました。
もう1つ、子供部屋を作りたかったんだ
私はこの時、
第2子を持つことを諦めかけていて。
2人目の子供部屋を作っても、
ムダになっちゃうんじゃないか。
そんな気持ちでした
だから、子供部屋は
1つだけ作ることにしたんです。
でも、赤ちゃんを迎えたいなら、
ちゃんとお部屋を用意しないと
ダメですよね
普段は何も考えていないようで
腹の立つこともあるダンナですが、
彼のそんな思いに
少し胸を打たれました
この時は、この直後の移植で
妊娠するとは
まったく知りませんでしたが・・。
人生って、不思議なものです