昨日の採卵日の記事に
沢山のいいねとコメントを頂き、
ありがとうございました
わりと立ち直りは早い方なので、
今日から気持ち入れ替えていきます
さて、タイトルの件。
一青窈さんの歌ではありません(笑)採卵日の出来事です。
採卵が終わった後、
ベッドで休んでいた私
すると、隣のベッドから
すすり泣きが聞こえてきました
隣のベッドの方、
オペ室の前でチラッと目があったのですが、
私と同じく40代とみられる女性
彼女、そのうち、
すすり泣きが段々と激しくなり
「ううっ」と嗚咽までしていました
そうしたら、看護師さんがやってきて
「大丈夫ですか。痛みはないですか。お辛い時にすみませんね。トイレに行けますか。ガーゼの枚数を確認してきてくださいね。」
と優しく話しかけていました。
彼女、トイレから戻ってきた後も
まだ泣いていて。
看護師さんから、
「こういう時もありますよ。大丈夫ですからね。」
と優しく励まされていました。
看護師さんとの話の様子から・・
採卵したものの、きっと卵子が
1つも取れなかったのだろうと思いました
その女性、もしかしたら、
もう何回も採卵してるのかもしれない。
なけなしのお金を使って、
最後の採卵に挑戦したのかもしれない。
あまりにも辛そうだし、
彼女の気持ちが痛いほど分かるので
私も辛い気持ちになってしまい、
じんわり、涙が出てきました
そうしたら、
採卵数を伝えにきた看護師さんが、
私の涙を見て慌ててしまい・・
「大丈夫ですか。痛みはないですか。」
と心配されてしまいました。
もらい泣きしていただけで、
大丈夫です、と言いたかったのですが
「大丈夫です。痛みもありません。」
とだけ、答えました。
今回の件、不妊治療をする女性の
心の叫びを聞いたような気がしました。
それでも私は・・
辛い思いをした女性こそ、
やって来てくれた赤ちゃんに
たくさんの愛情を注げると思っています
隣で泣いていたその女性、
まだ治療を続けるかどうか分からないけど、
どうかどうか、近い将来、
赤ちゃんを授かりますように
そう願いながら、
8Fの採卵フロアを後にしました。